|
|
■■■
■■
■ 犬を可愛がれば、洋服が汚れる。
「犬を可愛がれば、洋服が汚れる。」
という、イギリスの諺があります。 短い言葉だけれど、 的を射た言葉に聞こえます。
何かを可愛がる、慈しむという行為は、 代償なんて、見返りなんて求めてないんですよね。 むしろ自分が汚れたりするのに、 それでも手を差し伸べたくなる。 何かしたくなる。
大事に思ってる友達とかにしてきた事、 ハタから見れば「あんた損してるんじゃないの?なんでそこまで」 って言われたりしちゃう事、 でも私は全然そうは思わなかったことの理由が、 この言葉にあったような気がしました。
関係ないんだよね、服が汚れても。 服が汚れるとか、自分が大変とか、 そんなのは全然関係なくて、 そこにあるのはただ、 それでも何かせずにいられないっていう衝動と、 その先の大事な存在だけ。
「愛である可(べ)し」と書いて、「可愛がる」。 服が汚れるのなんて関係ない。 可愛がれば、服が汚れるのは当たり前。 それでもいいと思えるものこそ、 そういうものだ、って事だよね。
2004年05月27日(木)
|
|
|