きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 モテモテですな

本日の担当:SHY

 「パパがね、お家にいるとしーちゃんはね、嬉しいんだよ」
 ここ最近、休日になるとSizが口にする言葉だ。


 「今日はね、パパいなくて、寂しかったの」
 そしてこれは会社から帰ってきたときの言葉。


 「ちゃんと、しーちゃんのお家に帰ってきてね」
 見送りの時の言葉。
 いや、何かこう妾の娘に言われているような気がしないでもないが、よしとする。


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 いざという時には私の方など見向きもしない。
 「ママ、だっこ〜」

2003年07月31日(木)



 寝る子は育つ。

本日の担当:kina

 目が完全に閉じないとダメ。
 添い乳してる口が自然に離れないとダメ。
 手が耳の上まで上がらないとダメ。
 
 生まれたばかりの頃、Sizが眠ったかどうかの判定はこの3点で。
 それも3つオールクリアでどうぞよろしく。だったのでケッコウ面倒なのだった。
 
 「寝た」と誤認。
  ↓
 離れる。ほっとする。
  ↓
 泣かれる。
  ↓
 最初からやり直し。
 泣き喚くのをなだめてからなので、いつもよりも倍時間がかかる。
  ↓
 あたし、イラつく。
  ↓
 さらに時間がかかる。
  ↓
 SHY、寝てしまう。
  ↓
 あたしも眠くなってきて、イラつく。
  ↓
 Siz、寝ない。 

 ...さらに時間がかかる。と。
 ああ、悪循環。
 
 そして。
 最近のSizの「寝る」基準。
 
 いびきというか、寝息? 呼吸のリズムは信用できない。
 あくびを最低2回はしてから。
 目は完全に閉じる。
 手に触ってみて、脱力してる。
 
 お昼寝してない日はケッコウ簡単。
 しかし、タイミングを間違えるとやっぱり泣き喚く。




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 そして、只今、Sizお昼寝中。
 今晩も苦闘が予想されます。 
 

2003年07月30日(水)



 生まれる前の記憶

本日の担当:ユキリン

お母さんの胎内や出産の際の記憶が残ってる子供達。
本で読んだり人に聞いたりして、Rinにいつ聞けるかとわくわくしていた。
実際、友達の子供は「ママのお腹、暗くて冷たかった」と言ったらしい。
その子は夏生まれで、大きなお腹が暑くて耐えられなかった友達は
クーラーガンガン・スイカとアイスを食べまくりだったそうで、
もしかして当たっているのかもしれない。

ある程度しゃべれないと表現できないし、かといって大きくなり過ぎると
余計な知恵がついてしまってテレビの世界やなんかとごっちゃになるらしい。
やっぱり3歳くらい……今だ!
アドバイス通り、お母さんの胎内を思わせるお風呂場でリラックスして…。

「Rin、ねぇママのお腹にいた時のこと覚えてるー?」
「覚えてるよー」
「ホント!!!!どんなだったー?」
「うーんとねぇ、冷たかったぁ。」(ワタシは冷え性だからかぁ?)
「うんうん、それでぇ?」
「それでねぇ、ママのお腹から出てきたら白かったのー。(病院の壁のことね?)
 それでねぇ、黄色のお布団かけてもらったのぉ」




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もうすでにごっちゃなのでした…。

2003年07月29日(火)



 どこが好き?

本日の担当:銀吟

いつもGakuを可愛がっているRinに、ある日聞いてみた。

「RinはGakuのどこがすきなの?」




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ちっちゃくて可愛いからだそうです。


2003年07月28日(月)



 新たな眺め

本日の担当:SHY

 Sizの新しい権利。
 車の助手席着座権。
 大きな窓、ナビの画面やコンソールに彼女は心をときめかせている。
 セカンドシートに取り残されたkinaが、少し寂しそうにミラーの中で微笑む。


 しかし、この助手席は私にとってはとても迷惑だ。
 すぐに窓を開けろと言う。
 駐車券の類は全て要求して、自分のポケットに入れようとする。
 何か飲もうとすると私に給仕をしようとするのだが、走行中なので当然こぼす。
 そして信号や曲がり角をいちいちコールする...それこそ、ラリーのペースノートでも読み上げそうな勢いだ。


 そんな風に迷惑がられているとは、Sizも思っていないだろう。
 無邪気に色々なものを指さして、説明を求める姿は昔の私と同じだ。

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2003年07月24日(木)



 かえるのこはかえる?

本日の担当:kina

 8月になったら、Sizはプールへ行くことになりました。三日間の短期教室。
  そのために、プールの帽子とゴーグルも買いました。
 準備万端です。
 お風呂で練習もちょこっとしています。
 ...鼻と口とを、手で抑えないと顔を水につけられませんけどね。
 
 泳げるようになるんでしょうか。
 
 ハハは水泳部でしたので、まあ、人並みには泳げます。
 チチも泳げます。
 なので泳げないことはないと思うんですけどね。←関係ないか?
 

 子育て学級の保育の時間があったので、
 あたしから離れることに抵抗はないと思うんですが。
 ひとりで「授業」を受けるのは初めてです。
 ココのところ、ほんとに人の言うことを聞かないので、
 泳げるようになるとかそんなことよりも 命の方が心配です。

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 真中の日は参観日。と設定されているので、
 怪我も心配ですが、
 そんなところでいらない恥はかきたくない親心なのでした。
 

2003年07月23日(水)



 この1週間

本日の担当:銀吟

前回の日記から1週間が経ち、さあ今回はどんなお話にしようかと
その間の出来事を振りかえってみた。

この1週間は珍しく泊まり勤務が1回しかなく、
その分久々に毎日仕事に行く日帰り(?)勤務ばかりで
家にいる間は、常にGakuを抱いていただけのような気がする。

Gakuが産まれて1ヶ月半ほど経つが、彼はなかなか夜に寝てくれず
可能な時はボクが抱いてあやすようにしている。
ベビーラックやベッドの上では、ウーウー言ってうなっているGakuが
ボクの抱っこによって安心したような表情になると、ボクもホッとする。




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そんな1週間だった。



2003年07月22日(火)



 ライオンごっこ

本日の担当:ユキリン

「おかあさんごっこ」以外に我が家で流行っている遊びがもう一つあった。
その名も「ライオンごっこ」。
これはディズニーの「ライオンキング」を見た影響と思われます。

この遊びは簡単。
たんにライオンになりきればいいのでした。
銀吟はパパライオン、私はママライオン、Gakuは赤ちゃんライオンと呼ばれ
時折ガオーとか言いながら普通に会話をすればいい。

「ママライオン、パパライオンはどこですか?」
「ママライオン、赤ちゃんライオンが泣いてます〜」とかって具合に話すのだ。
ただ、これを外で言われると少々恥ずかしかったりする。

先週の金曜日「マイティージョー」なるゴリラが出てくる映画をやっていて、
動物大好きなRinは見入っていた。
なんか嫌〜な予感…。




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2003年07月21日(月)



 大人も楽じゃないらしい

本日の担当:SHY

 「ちょっと見え見えなんですが」
 何のことかと言うと、背伸びのこと。


 Sizと2人の晩酌。
 kinaは買い物に出掛けていていない。
 私はビール、Sizは牛乳を手にテーブルの上に並んだおつまみをぱくぱくぱくぱくぱく...。

 落ち着いて食べなさい。

 何にせよ、Sizはおつまみの類が大好きだ。
 私とkinaの娘なのだから、それも致し方のないことか。


 茹でたブロッコリー、ソーセージ、冷奴、ポテトチップ、チーズかまぼこ。
 だが、Sizが決して手をつけないものが1つだけあった。
 「とうがらしの種」(激辛)だ。
 だが、私がそれを口に運ぶところはじっと見つめている。
 「食べないの?」
 私が敢えて聞くと、彼女は静かに頷いた。
 「そうだね、これ辛いからSizにはまだ無理かもね」


 だが、その言葉は彼女を豹変させた。
 皿の中から極小の欠片を探し始めたのだ。

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 ...速い。
 「ぜ〜んぜん、辛くないよ」

 というか、味わかりました?



2003年07月17日(木)



 わたしのあかちゃん。

本日の担当:kina

−Sizのココロの作文−

 ときどき、ままが
「Sizは、あかちゃん、ほしい?」
 とききます。
 ちょっとまえまでは、あかちゃんいらなかったけど、
 こうみんかんのほいくのじかんであかちゃんをみてたら、ほしくなりました。
 ちっちゃくってかわいいです。
 なので
 また、ままに「ほしいの?」ってきかれたら
「ほしいよ!」
 ってこたえようときめていました。

 そして、あるひ。
「あかちゃんほしいなぁ」
 そうこたえたら
「おうちにはもう、あかちゃんこないんだよ〜」
 ...なんてことっ。
 じゃー、きかないでください。なんてままにはこわくていえません。

 「こない」のになんどもなんどもきかないでください。
 たぶん、
「Sizはなんにもわかってないんだわ」
 とかおもっているんでしょう。
 しつこいったら。
 
 なので、ままにあかちゃんのことをきくのはやめました。
 かわりに、わたしがあかちゃんみつけてこようとおもいます。


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 どこで、んなもん、みつけてきたんだ。

2003年07月16日(水)



 おねーちゃんの愛情

本日の担当:銀吟

Gakuが産まれる直前、ボクは今後のRinのことが心配だった。

今まで、ありがたいことに各方面から溺愛され、
変な言い方かも知れないが、女王様のような扱いを受けてきたRin。
Gakuが産まれた事によってどうしても生活が彼中心になるわけで
蝶よ花よと育てられてきたRinがすねてしまうのでは…

だからRinに対して、絶対つらく当たらないようにしよう、
そう心の中で密かに考えていたのだが、日々の生活で3歳児に対し、
怒りを覚えず仏のような心で過ごす事など、ボクに出来ようはずがなかった。

それでもRinはGakuに対して、並々ならぬ愛情を注いでいる。
ベビーラックに横になっているGakuに、必ずいい子いい子をしながら
よしよし、だいじょうぶよ、なんて語りかけているし、
ちょっとでもGakuが泣くと、ユキリンのところへ飛んできて
『Gaku泣いてるよ。オッパイ欲しいんじゃない?』
なんて世話を焼いている。
そんなRinの姿を見て、取り越し苦労だったと本当にホッとしている。




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2003年07月15日(火)



 おかあさんごっこ

本日の担当:ユキリン

おそらくGakuが生まれたからだと思うんだけど、
「おかあさんごっこ」流行ってます。

「おかあさん」からセリフの指定をされるので
それに私達が答える、という簡単だけどちょっとうざったい遊び。
もちろんRinが「おかあさん」。
そして私や銀吟が「赤ちゃん」。

「『おかあさん、お腹空いたよー』って言ってぇ」
「おかあさーん、お腹空いたよー」
「はいはい、大丈夫よー」

「『おかあさん、頭痛いよー』って言ってぇ」
「おかあさーん、頭痛いよー」
「はいはい、大丈夫よー」

と、延々繰り返す…。
それにしても返答がいつも「はいはい、大丈夫よ」だけって一体…。
本当のお母さんである私はそれしか言ってないのか!?

先日Gakuに授乳していた時にも言われた。
「赤ちゃーん、バブバブして下さーい」
「バブバブぅ」
「赤ちゃーん、何やってるんですかー?」




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2003年07月14日(月)



 鐘一つ

本日の担当:SHY

 「もう少し甘くしてください」
 何のことかと言うと、合格レベルのこと。


 「パパ、これ歌って」
 Sizがドキュメントを1枚持ってくる。
 私は可能な限り、この手のリクエストに応えることにしている。
 そして大真面目に歌うのだ。

 『Twinkle twinkle little star…』

 しかし途中で彼女が開いた手を私の顔の前に差し出した。
 「Stop
 「え?」
 あまりに毅然とした物言いに、私は歌うのをやめて彼女の口許を見つめてしまった。

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 ...そんなに下手だった?
 彼女のために完璧な父親にならなければならないかもしれないと、過大なプレッシャーを感じた日。

2003年07月10日(木)



 こんなあたしはマズイですか?

本日の担当:kina
 
 今日は子育て学級の日。
 でも、保育はなくて「お母さんと一緒に遊ぼう」の時間。
 
 ...ま、いいけどね。
 わざわざ教えてもらうようなことじゃない気がするけど。
 
 どうも「子育ては楽しいから頑張って」と言い張る人があまり好きじゃないみたいだ。
 そりゃ、楽しくないことばっかりじゃないけど。
 毎日毎日、つまんないことで怒ってばっかりだし。

「よくよく考えると自分の時間がないって気がつくのよね」 

 あたしも「はたっ」とそのことに気がついたことがあるから、自分の好きなことしてる。
「子供が寝てから」
 なんていじましいことは考えない。一日中、あたしの時間。
 だって、もう1から10まで面倒見てなきゃいけない年齢でもない。
 ほっとけばひとりで遊ぶし、遊んで欲しければ無理矢理割り込むくらい平気でする。
 だからSizが邪魔してきても、やりたい時はやりたいようにやってる。
「じゃまっ」って怒鳴るし。
 Sizは泣いてしがみついて、さらに怒鳴られたり。
 あたしの方が諦めることもあるし。
 Sizがやってることの方が楽しそうな時あるし...たまにだけど。
 
 怒るのと叱るのと違う。
 そりゃそうなんだけど。
 怒っちゃいけないわけじゃないんだと思うんだけどなぁ。
「楽しいから頑張って」とか言われちゃうと、怒鳴っちゃいけない。いっつも笑ってないといけない。そんな風に思っちゃうのはあたしがひねくれものだからでしょうか。
 
 あたしがSizと一緒にいて一番楽しい時間は自転車に乗ってるとき。
 一緒に歌ったり、おしゃべりしてとっても楽しい。
 同じもの見てるからかな。
 あたしのペースで動いてても、Sizが無理しないからかな。
 ...自転車こいでるのはあたしなんで、疲れるのもあたしなんですけどね。

 多分そういう時間があるから、どんなに怒鳴っても、Sizは「まま、すき」って言ってくれるんだと思う。
 それに甘えてちゃいけないんだろうけど、Sizが寝てるのを見ると、
「あー、こんなテキトーなお母さんでもいい子に育ってるじゃん」
なんて思うんです。

 ま、幼稚園の先生ともなると「楽しい」って思ってなきゃやってられないかもね。
 自分の子供だから、家の中で自分と子供しかいないから、どんなに泣き喚いても知らん振りできるし。あやすのもチョロイしね。

 子供って感情で動いてるんだから、理性で抑えようったって無理な話よ。
 ...だって、怒鳴ってる時のことを振り返ると、昔、弟とケンカしてる時のようだもの。
 いいじゃんね。
 子供はお客様でもないんだし。
 
 そんな風に思うあたしはマズイですか?

2003年07月09日(水)



 おでかけ大好き

本日の担当:ユキリン

Rinはおでかけ大好きだ。
毎朝起きると「今日はどこ行くの?」と聞いてくる。
その質問が、今は一番困ってしまう。

「……今日はねぇ、どこも行かないんだよ。ゴメンね」
「…………。」
という会話を繰り返していたので、
いい加減Rinも最近はあまり言ってこなくなった。
Gakuを連れ回して、Rinの遊びに付き合わせるには
まだまだ無理そう。
しかし、やはり我慢してる様子でなんだかかわいそう…。

先日、1ヶ月休んでいた児童館の遊びの会の日、
たまたま銀吟の仕事がが休みになった。
私も産後1ヶ月が過ぎ、検診でも問題無しと言われたので
Gakuを置いて、久々にRinを連れ出すことにした。

「今日はみんなと会えるよ、お出かけだよ」と、




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いい加減おウチは飽き飽きのようです。

2003年07月08日(火)



 将来の夢

本日の担当:銀吟

Rinは歌や踊りが大好きである。
お子様向けのテレビ番組で、歌や踊りのコーナーがあると
真っ先にテレビに前に向かい、実に忠実に歌って踊る。
少し前までは歌になってなかったし、踊りも適当だったのだが
この頃は実に上手に何でも歌うし、意外と踊りも様になっている。

先日とあるデパートのキャラクターショップ内で、
大好きなキティちゃんの歌と踊りのVTRが放映されていた。
Rinに将来こうして踊るような人になりたいかと尋ねてみると
はっきりしたいと口にした。
自ら将来のことをこうしたいと口にしたのは、初めて聞いたので
ずいぶん1人前になったもんだと思った。
まあ、あの状態でそんな質問をすれば、この答えに間違いは無かろう
とも思ったのだが…。




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2003年07月07日(月)



 記憶にないんですけど

本日の担当:SHY

 「ついにこの日がやってきた」
 何のことかと言うと、結婚の話題のこと。


 Sizはドレスに敏感だ。
 シンデレラや白雪姫のドレスが何色なのかを、懇切丁寧に説明してくれていた頃もあった。
 女の子なのだな、と思う瞬間である。
 だが、結婚というのがどういうことなのか、理解していなかったようだ。
 ...今までは。
 だから「Sizは誰と結婚するの?」とkinaが悪戯で訊ねても「しないよ〜」と答えていただけだったのだ。
 ...今までは。


 「Sizは誰と結婚するの?」
 この前、久しぶりに同じ質問を投げかけてみた。

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 そういうことになっている、らしい。

2003年07月03日(木)



 こういう赤ちゃんがえり。

本日の担当:kina

 このところ、めちゃくちゃSizがうるさい。
 先月中、ずっとひいていた風邪は、
「肺炎のなりかけだったかもしれませんね〜」
 という診察の結果だったけど。
 
 知恵熱だったんじゃないか。
 
 ま〜、確かに咳もハナミズも嘔吐も下痢もありましたわ。
 ここのところのワルガキ振りを見ていると、そうとしか思えないのでした。
 
 しかし。
 さんざん病院へ通ってたくさんの赤ちゃん見て。
 それに、Gaku誕生のニュースも絡んでるんだろうとは思うんだけど、
「しーちゃんね〜、あかちゃん、ほしいの」
 などと言い出すようになった。
 
 う〜ん、おうちにはもう赤ちゃんこないのよぉ。
 
 というと、あたしのおなかをぽんぽんとしながら、
「このおなかには、あかちゃん、いないねっ」
 ...いてもおかしくないけどね。あわわわわ。


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 一応、赤ちゃん「」諦めたのかな。

2003年07月02日(水)



 心の傷

本日の担当:ユキリン

退院して以来、Rinはどうも私に遠慮していたみたい。
私はまだお風呂に入れないので(シャワーのみ)、
どうしてもお風呂はパパとRinという組み合わせになる。
買い物も同じく。だいたい私とGakuは家で待ってる…。

そのせいか妙にパパに甘えて、私には遠慮がち、、、というか
気を使ってくれているのね、なんて思っていたけど…。
実は違ったようでした。

パパの泊まり勤務のある晩。
Gakuも眠っていたので、ゆっくりRinと絵本を読んだりしていたら
「Rinちゃんのお話して〜」とせがんできた。
『Rinちゃんのお話』というのは、「Rinが朝起きてからの1日を物語風に語る」
というやつで最近流行っているんである。

そこで私は敢えて触れずにいたママが入院した時のお話、というのをやってみた。
すると「泣いちゃってゴメンね」と言い出したRin。
様子もなんだかおかしく、私に背中を向けてしまう。
ああ、やっぱり私のこと怒っていたんだ、だから変に遠慮していたんだ…。

そこで「ゴメンね、ママのほうこそ。いなくなっちゃってゴメンね。
もうどこにも行かないから大丈夫だよ」と改めてちゃんと謝った。
するとおいおい泣きながら抱きついてきてくれたのでした。

その翌日から。
「お風呂はママとがいいのぉ〜」と今度は私にも甘え出すように…。

傷ついていたんだけど、うまく言えなかったんだと思う。
ちゃんと癒せてあげてるといいんだけど…。
「ママ!Gakuちゃん生まれてありがとう!!」と言ってくれるRinだから
Gakuが来たことで、傷ついたりしないように気をつけてあげないとなのだ。

2003年07月01日(火)
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