きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 部長

本日の担当:SHY

この秋からSizは写真部部長である。
親が部長をやっていた部室の5部屋隣の部室(当時から写真部だった)で活動をしているわけだ。
中学3年生の時に高校見学へ行き、そこで写真部を見学して先代の部長と「入学できたら入部します」と約束をした。
それが勉強の原動力になったのだと思う。
その先代も9月に引退し、Sizに順番が回ってきた。





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なかなか偉大な先輩だったのだ。
機材のこととなるとkinaがすぐに甘やかしがちなのも可笑しい。

2016年11月24日(木)



 親子で出掛けた

本日の担当:SHY

 Sizは最近あるバンドに夢中。
 この春に晴れて志望校に合格し、世界をまた一段と拡げ始めている。
 「友達とライブに行きたい」
 そう言ってチケットをとったが、進学先が違うと色々あるわけで。
 ライブ当日は、友達の学校は中間考査真っ只中。
 そんなわけで父親同伴でライブへ行くことになったとさ。

 開演前の空気とか、照明が落ちた時の緊張感とか。
 自分がリアルタイムで楽しんでいた頃も、そんなもののひとつひとつが好きだった。





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 憧れの人たちがステージの上にいるのだから、それもまたよし。

2015年05月28日(木)



 受け継がれるもの

本日の担当:SHY

 Sizからメールが来た。
 今日は確か、妻の実家へ行っているはず。





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 時の流れは速いもの。
 Sizの本番まではあと6年あるが、背丈はkinaともう変わらない。


2013年09月20日(金)



 頑張れ中学生

本日の担当:SHY

 Sizがスマートフォンを持った。
 いや、それは正確な表現ではない。
 電話もできる音楽プレーヤー、だ。
 それまで小遣いでipod買うとか息巻いていたのが嘘のよう。
 先日はipod nanoを見て「何とも思わなくなっちゃった」と現金なコメント。
 健全な使い方をしてくれたら嬉しい、と思う。

 あまりに成績が悪くて、kinaが困っている。
 「私の子なんだから勉強嫌いなはずはない」と。
 だが、私も「私の子なんだから勉強嫌いでも無理はない」と思っているのだった。
 そんな私のところへSizがやってきて尋ねた。
 「勉強好きになれるかな?」




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2013年03月22日(金)



 10年後の小悪魔

本日の担当:SHY

 Sizは4月から中学生。
 この日記の初日が2002年5月1日だから、今日でちょうど10年。
 10年前に「だっこ〜」とかやっていた人は、セーラー服で学校へ出かけていくわけだ。
 お茶のお稽古に行けば先生や周りの方に褒められたり。
 この前は自分の小遣いでギターを買った。
 こうやって、時代は次の世代のものになっていくのだね。

 さんざん悩んだ部活はテニスに決めたようだ。
 父と同じことを始めるとは思っていなかったので意外だった。
 でも、よく考えたら小学校時代はkinaと同じようにスイミングを頑張ったのだった。
 次の世代へはつながっていくこともあるのだね。

 どんな大人になるのだろう、と思っていた。
 でも、人は子供から大人になるのではなく、その存在のまま大きくなっていく。
 どこまでが子供で、どこからが大人なんてことはない。
 気づいたら成人式が来て、気づいたら花嫁姿だったりするのだろう。
 親もまた、気づいたら人の親になっていただけなのだ。

 先日、キャンプへ行った。
 広いキャンプ場に、自分達だけ。
 ちょうどいい機会と、kinaに車を運転させた。
 「え? 次どうするの?」と逐一聞かれるので、それにこたえていく。
 「まず、クラッチとブレーキを踏んでください」
 「次にギアを1速に入れてください」
 「サイドブレーキを解除してください」
 「アクセルを踏みながら、クラッチを離して〜」
 うまくいかない。
 MTなんて教習所出てから乗ったことがないのだから。
 最初は、母親が珍しく運転するとはしゃいでいたSizだったが、あまりの駄目さ加減に焦れたようだ。




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 まあ、あと6年たったらどれだけ大変か君にもわかると思うよ。
 その点は父に似ていれば、ある程度は楽できるけどね。

2012年05月01日(火)
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