きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 もしもしー

日の担当:ユキリン

2歳児なら誰でもそうだろうけど、Rinは電話が好き。
私が誰かと電話で話そうものなら飛んできて代わろうとする。

不思議なのが、突然登場するくせして話の相手が分かること。
私が話している横で、受話器をひったくりたくてピョンピョンしながら
「カオリちゃん、かわってー」だの「イッコちゃん、かわってー」だの、
必ず話し相手が誰だか分かっているようなのだ。
そんなに相手の名前を連発したりしてないし不思議。

そんなRinが先日、携帯電話を手に入れた。
電気屋で100円で売られていた、恐らくサンプル用かと思われるヤツ。
これがいたく気に入って、お出かけにも持参してる。

その電話で話している内容はというと、、、
「もしもしぃ、リュウセイ君?」といつも遊んでいるお友達に呼びかけている。
電話の相手はナゼかいつも「リュウセイ君」。




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おいおい、君の名前は「Rin」ですよ。
その後も続く話は、いつも同じ。
「元気〜?…はーい、元気です。はい、はい。バイバーイ、がちゃん」

2002年10月31日(木)



 未来の大音楽家

本日の担当:銀吟

先週の水曜日にアンドレ・リュウのコンサートへ行ってきた。
この日は久々にユキリンと2人で、Rinはボクの実家でお留守番。
このところ親娘離れ離れの事が多かったので
もう慣れたもの…という気半分、寂しいなぁという気半分、といったところか。
他人(というか親だが)にRinを預けるなんて考えられなかった事を思えば
彼女も大人になったもんだ、なんてちょっと感心してしまった。


さてコンサートだが、それは素晴らしいもので、あんなに観客が沸くクラシックコンサートなど
体験した記憶が無い。曲目も馴染みのものが演奏され、初心者のボクでも十分堪能できた。

感動のあまり、思わず彼のオーケストラのCDはおろかDVDまで買ってしまった。

先日そのDVDを見ていたところ、Rinがハンガーを手に何やら怪しい動きをしている。
どうやら、曲に合わせてバイオリンを弾いている真似をしているようだ。
実際、アンドレ・リュウは指揮をしながらバイオリンを奏でるので
普通のバイオリニストよりも当然動きが大きいのだが、
その姿を忠実に再現しているようだ。

やがてその楽曲は劇的なフィナーレを迎え、観衆が大きな拍手で彼らを称える。




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う〜ん、そうきたか。
しかしどこでそんな事覚えたのだろう?





2002年10月30日(水)



 いつか離れていく人。

本日の担当:kina

 今度のお正月で、Sizは3歳になる。

 まだ3歳。

 なんかね。
 もっとずっと一緒にいるような気がする。
 まだ3年だなんて信じられない。

 でもね。
 あんなにちっちゃくって、泣くか寝るかおっぱい飲んでるか、しかできなかったのに、一人でご飯食べたり、おままごとしたり、一人で絵本めくったりするようになったんだよ。

 でね。
 ずっとずっとSizはこのままな気がする。そんなはずないんだけど。
 「○○ね〜」なんて一生懸命話してくれたり、「ありがとは?」なんて、あたしがちっとも欲しくもないものよこしながら要求したり。
 こんな風にずぅっとずぅっと一緒にいるんだと思ってたの。

 だけど。
 いつかは。

 毎朝、学校に行ったり。
 日曜日に家族でお出かけ、なんてできなくなって。
 「彼氏です」なんて言い出したり。

 綺麗なウェディングドレスを着たSizを見るようになるんだねぇ。


 先を見すぎた気がして、七五三でドレスを着せたのはちょっと後悔。

2002年10月29日(火)



 泣く役は遠慮したい

本日の担当:SHY

 「キミもいつかは花嫁さん」
 何のことかと言うと、ドレス姿のこと。


 先週の土曜日に七五三の写真を撮りに行ってきた。
 家の近くに出来た新しいスタジオで、子供の写真を専門に請け負っているところへ行ったのだ。
 私の時は袴をはいて、神社で親に撮ってもらっただけなので隔世の感がある。
 ...というか、親馬鹿全開。


 400着あるという衣装の中から、和装と洋装を1着ずつ選ぶ。
 Sizは順番が来ると、更衣室の中へと消えていった。
 不安げな表情をしていたので、kinaが彼女に付き添う。
 こういう時、男は表で待つしかない。
 メイクもして髪もあげて登場したSizは借りてきた猫。
 kinaが「何か喋らないの?」と促しても、じっとしている。
 そのままカメラの前に立って撮影。
 撮影が終わると再び更衣室へ。
 何の気なしに「花嫁のお色直しのようだね」と思っていた。


 しばらく待って...更衣室から出てくるkinaと目があった。
 kinaは楽しそうに笑っている。
 Sizの姿を探すと、すぐ目の前の低いところから私を見上げるドレス姿。
 すぐにはSizとわからなかった。
 そして。
 ...不覚にもどきどきしてしまった。


 結婚式当日は、かなり厳しい立場に追いやられることが確定した日。

2002年10月28日(月)



 冷めないプーさん熱

本日の担当:銀吟

この1週間、我が家は色々なことがありまして
そう言えばディズニーランドに行く予定だった日は、実はつい先週のこと。
ボクの頭の中ではもう遥か昔の日の出来事のように思えて
おとといのSHY氏の日記を読んで、ああ、そうだったっけなんて思ったのだった。

このディズニーランド行きのために、ダンボやプーさんのビデオを借りてきて
Rinに見せ 『ミッキーさんのところへ行って、ダンボに乗ろうね』 とか
『プーさんに会えるよ』 とか ずーっと言い聞かせていたので
Rinも 『ビーカーで(ベビーカーに乗って)ミッキーしゃん、あっくっしゅ(握手する)ね〜』
なんて楽しみにしていた。

結局“ビーカーであっくっしゅ”は、またの機会と相成ったが
お義父さんにプーさんのぬいぐるみを買ってもらったこともあってか
プーさん熱だけは冷めることなく、今もプーさんのDVDを日がな1日見ている。

今回のRinのマイブーム、果たしていつまで続くのだろうか?


2002年10月24日(木)



 母子離れ離れ

本日の担当:ユキリン

先週入院してまいりました。
あ、今はだいぶ元気になりましたのでご心配なく。

ただRinには寂しい思いをさせてしまったと思う…。
銀吟の実家でお世話になっていたわけだけど、
義母が「ママのとこお見舞いに行こうか〜」と言ったら
Rinったら「いやだ!」と答えたそうな。
子供なりに何やら覚悟があったのでしょう。

しかし、結局やってきたRin。
ベッドの私にべったりとくっついて離れない。
20分程経ったので、こりゃぁまずいと説得を試みた私。

「ママ、まだここでネンネしてるようだから、Rinバァバのところで
 イイ子にして待っててくれるかな?」

すると意外なことに、
ピョンとベッドから飛び降りて「うんっ!いいよ!」と手を振った。

聞き分け良くて助かったんだけど、何だか寂しい母でした…。


2002年10月23日(水)



 走ってるのは「ごはっけい」(500系)

本日の担当:kina

 最近のSizはほんとに面白い。
 見てて飽きないなぁ...なんて思うけど、自分の用事の方が先なので、あまり見ていることもないのが現実。
 でも、こんな時期を経験することはもうないんだなぁ、と思うとネタ帳が欲しい。色々やってくれて覚えてられない、じゃなくってあたしの頭が追いつかない。


 昨日はプラレールを買った。
 女の子向けじゃないのはわかってるんですが、ああいう組み立てるもので遊ぶのは悪いことではないし...とテキトーに言い訳しても、じつは自分が欲しいだけ。
 帰って来て広げても楽しいのはSHYとあたしで、Sizは線路に目もくれないでビデオ見てるし。
 一応、ぐるっと一周レイアウトを作って電車を走らせても興味なし。

 あ〜あ。

 でも。
 ためしに、電車のスイッチを入れないでがらがらがらっっと走らせてみる。←坂道があるので結構進む。

 ぴ〜〜〜ん!!

 脱線させながらもがらがら遊ぶ。つまり、子供に電池は要らない。
 同じように線路もがたぴしつなげるところを見せてると。

 エンエン繋ぐ。

 輪にならないとおっこっちゃうこと、カラダで覚えさせないとダメなわけね。
 

 子供の学習能力の高さに驚かされる日々。
 そんなわけで、新聞の高級外車の広告を見せては「ベンツだ」「BMWだ」と教えているわけです。

 さて。
 あたしは何を狙っているんでしょうか。ぉぃぉぃ。

2002年10月22日(火)



 3歩

本日の担当:SHY

 「キミはどう覚悟を決めたの?」
 何のことかと言うと、お出かけのこと。

 先週の水曜日はSizが楽しみにしていたRinと一緒のディズニーランドへのお出かけだった。
 しかし、「ユキリンが入院したから、今回は行けない」と電話がかかってきた。
 私は電話を切った後、Sizに言った。
 「Rinちゃんのママがお腹痛くなっちゃったって。だからRinちゃんも行けないって」
 どこか遠くを見るようなSizの眼。
 それでも言葉はきちんと聞いているようだった。
 「それでもSizは行く?」
 「行く」
 その答え方は今まで「行く〜っ!」とはしゃいでいた時とは違って、神妙な言葉だった。
 「Rinちゃん、おみやげ買う」
 彼女は何もかも、わかっている。

 当日の彼女のはしゃぎようは微笑ましかった。
 1日中遊んで、暗くなるまで眠そうな素振りさえ見せなかった。
 最後に「帰るよ」と言うと「プーさんの風船、もらう」と言う。
 そう、このSizの買い物は毎回の恒例行事だ。
 だが、彼女の心はすでに車とその先の家にあるようだった。

 ねえ、何か忘れてない?
 キミが自ら言ったんじゃなかったっけ?

 ...というわけで、Rinへのお土産はSizのリクエストではなく私達が買ったものです、はい。 >銀吟、ユキリン
 頭はよくなりつつあるけれど、まだまだ鶏の域を出ない、と思った日。

2002年10月21日(月)



 覚悟

本日の担当:kina

 先日、TDLへ行ってきました。
 Sizは帰りの車に乗って5分で落ちてしまうほどはしゃいでました。

 でね。

 そんな楽しそうなSizを見て喜んでる私。

 .........。

 親、って感じの言い方ですが。

 右手のビデオ。
 左手のデジカメ。
 パレードの時はフロートじゃなくって、Siz。
 Sizの顔が撮れないってこそこそ移動。

 どーなの?
 これって。

 んでね。

 途中でビデオは撮るのに疲れちゃって鞄の中。
 再生してみると突然のエピローグ。
 「ばいばいしてくださ〜い」とか言ってるし。

 これも。
 どーよ?

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 次に行く時は、

 一緒に遊ぶか、
 アトラクションのビデオを作るか、
 Sizのことをとりまくるか。

 とにかく覚悟を決めていきたい、と思ったのでありました。



 おしらせ。
 今日は誠に勝手ながら、CHATをお休みさせていただきます。
 

2002年10月18日(金)



 2泊3日

本日の担当:銀吟

ユキリンが入院した。(とは言うモノの昨日退院したのだが…)
何でも腸炎だとかで、おととい1日何も食べれずに点滴を4本打ったのだとか。
季節の変わり目、皆様もお体ご自愛下さい。

そんなわけでRinは、14日の晩から15日の夜までボクの実家に預けられた。
いつもと違う家でのお泊まり…まぁ泊まりはボクと二人だったが
夜にママがいなかったことは(恐らくRinにとっては)初めてだと思うし
朝から晩まで、丸々1日親と離れてばぁばと二人っきりというのは
全くの初めてなので、Rinにとっても不安は大きかっただろう。

15日の朝、仕事に出かける前にRinに
『ママはお腹が痛くて、先生の所でネンネしてるんだよ。
 パパは電車に乗るから(=仕事に行くから)、Rinはばぁばの言うことよく聞くんだよ』
そう言って家を出たのだが、ウチの母から聞くところによると、
ママが入院しているという事実を2歳児なりに理解していて
寂しいとか、不安だという感情をグッとこらえているのが分かるのだそうだ。




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ちょっと泣ける感じだった。

ユキリン曰く、わずか2晩離れていただけなのに
ずいぶん言葉も増えた感じで大人になったね、とのこと。
Rinにとっては大人になるためのちょっとした合宿だったようだ。



2002年10月17日(木)



 食欲の秋

本日の担当:銀吟

Rinは同い年のお友達より背も低ければ、体重も軽い。
いつも遊んでいるお友達がほとんど男の子でもあるので、余計にそう見えるのかもしれない。
しかし別に我々親のほうはそれほど気にしているわけでもなく
“そりゃ、ご飯全然食べないもんね〜”なんて無責任に言っているくらいだ。

この時期、世間一般には「食欲の秋」なんてよく言われる。
2歳児にこの言葉が当てはまるのか、定かではないが
あんなにご飯を食べなかったRinが、このところ猛烈な勢いで食べる、食べる。
おかずは少〜しなら食べていたのだが、ご飯はほとんど『い〜やっ』だった。
炭水化物は麺類で取るしかなかったのに、今や米をぺろりとたいらげる。




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今日一緒にお風呂に入って、そのシルエットにちょっとビックリしてしまった。



2002年10月16日(水)



 歯医者顛末。

本日の担当:kina

 このごろ、Sizは歯医者に通ってる。

 通ってるだけ。

 Sizよりちょっと大きいお兄ちゃんの治療を見せてもらって。
 歯医者さんとお話して。
 1回くらい「あ〜ん」して。 
 泣いて退場。

 虫歯はしっかりあるのにねぇ。

 どーしてもあの椅子に座りたくないらしい。

 初めて歯医者に行った日はゴキゲンであの椅子に座って楽しそうに看護婦さんとおしゃべりしたのに。

 ウィィィィンと椅子がリクライニングした途端に逃げました。
 泣いて暴れてどーしようもない。

 でも。

 どこの歯医者に行ってもきっと結果は同じなので。

 ここで迷惑かけ尽くすつもりで通ってます。

「絵本だけでも読みにおいで」

 とまで優しそうな歯医者さんは仰いました。


 ふぅ。
 しかし、痛くなるまで待つつもりかしら、Siz。

2002年10月15日(火)



 手練手管

本日の担当:SHY

 「キミは長い方が好き?」
 何のことかと言うと、電話のこと。

 私はよく会社から家に電話を入れる。
 kinaと話していると背後で「かぁるっ! かぁるっ!」と叫ぶ声がするのはいつものことだ。
 かわると「はろ〜」と挨拶をして、いくつか言葉をかわすのだがSizと私が電話でできる話などそうそうあるものではない。
 せいぜい買い物に行ったか、何をして遊んでいるのか、そんな程度だ。
 なので、話が途切れたところで「ママにかわって。ばいばい」と告げる。
 今までは「ばいばい」と素直にかわってくれたのだが、最近変化が見られ始めた。
 「ママにかわって」と言うや「あ!」とSizが叫ぶのだ。
 「何?」と聞くと「プーさん、やってるよ」と、おそらくビデオ鑑賞中の画面を指差しているのだろう、そんなことを言う。
 それでまた「かわって」というと、「あ!」と叫ぶ。
 そして答えは「プルート、いるよ」(これはおそらくぬいぐるみを指していると思われる)

 ...わざとだ。
 明らかにSizは話を引き伸ばそうとしている。
 大きくなって片想いの相手が出来た時に、同じ作戦は使わないで欲しいと思った日。

2002年10月14日(月)



 「でっこぼっこふれーんず♪」

本日の担当:ユキリン

最近、母子でにわかに流行っているものがある。
それは、「おかあさんといっしょ」の中でやる
「でこぼこフレンズ」のコーナー。

変わったキャラクター達が
日に一人もしくは二人、コンコンとドアをノックして登場してくる。
そのキャラがかわいくって、なんとも言えない。
最初は「なんだこりゃ?」くらいにしか思っていなかったのに
今じゃ二人してすっかりとりこ。

「でっこぼっこふれーんず♪」って音楽がなると
Rinも「ママ!ママ!」とものすごい嬉しそうな顔になる。





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ケンバーンは歯が鍵盤のキャラクター。
ミの鍵盤が虫歯で、ドレ♪と弾きはじめてもミのところで「ブー」っと
ブザー音になってしまうのが笑える。
Rinに物まねを強要されるのでたいへんだ。

ご覧になっていない方は、何が何やら…でしょうが、
ぜひ1度見てみてください。はまってしまうかも。
私の独身友達は、1度見ただけではまってしまいました…。

2002年10月10日(木)



 子供の相手

本日の担当:銀吟

おとといのSHY氏の日記をみて、こりゃウチのRinも同じだなと思った。
その場の欲求がかなわないと、泣きわめいてしまう。
そんな時ユキリンは、話題をころっと変えてRinの求める欲求をかわしてしまう。
だがどんくさいボクは、一緒になってキレてしまう。

要は父も子供ということである。




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2002年10月09日(水)



 いつか貴女に。

本日の担当:kina

 『ノートルダムの鐘』のカジモドを見てSHYが

 かじもとさん

 という。

 『シンデレラ』の王子様を見てSizが

 おおじまさん

 という。

 ま、親子なんだし...とちょっと思って苦笑いしたそんな日。
                       (以上、SHYのまねっこ)



 (以下、あたし)
 Sizのことを書くのって難しい。
 そりゃ、まだ3歳にもならないかきんちょなので、日々おもしろいことはいっぱいしてくれるんだけどありすぎて忘れてしまう。というなさけない状態。
 だから朝から何かやらかしてくれないと、Sizのネタに困ってしまってついついあたしの考えてることなんぞ、書いてしまうのでした。他にも日記をやってるんだからそっちで書けよ、とか一応HPもセットなんだから、そっちのコンテンツにしろよ、なんて自分で思わないでもない。←思え。

 でもまあ、子供がいても母はつまらんことを考えているのだよ。子供ばっかりにかまけてで生きてるわけじゃないのさ、べいべ。

 Web日記をはじめて1年余り。あと何年経てばSizに大人の気持ちが少しでもわかるようになるのか考えもつかないけど、あたしの書いたものを読んでもらえたらいいかなぁ。

 ...馬鹿にされるだけかもしれないけど。

 ま、それまでにエンピツさんがあればね。母はバックアップとってないから。はっはっはっは。とっとけよ。






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 なんてこんなことを書いてるうちに、後ろから首にカメラをかけられました。
 もっと写真を撮れっちゅうことでしょうか。
 それなら使ってないビデオカメラにしようぜ、と思ったそんな日。
                   (再びSHYのまねっこ)

2002年10月08日(火)



 彼女は自ら種を蒔く

本日の担当:SHY

 最近のSizは即物的で困る。

 車の中で「ママ、だっこ〜」と始まると、もう手に負えない。
 「ベルトしてないと、どこにも行けないよ。車もう乗れなくてもいい?」
 「いい」
 「来週、ディズニーランドにも行かない?」
 「行かない」

 あとは歯医者だ。
 「歯医者さん、行こうよ」
 「行かない」
 「ジュース飲めなくなってもいい?」
 「いい」

 そうやってその場しのぎの対応を繰り返す彼女に、どうやって因果応報を教えてやろうかと思案した日。

2002年10月07日(月)



 嘘つくべからず

本日の担当:ユキリン

ウソをついてはいけません。
幼い頃に習いました。はい。

自分の子供には小さな嘘だってつかないわ。
親として誠実でありたい(瞳キラキラ)、なーんて思っていたのに
最近、嘘つきママになってしまった。

それは、食事前にRinがお菓子を持ってくる時。
ただでさえ痩せっぽっちだから、食事は食べてもらいたい。
おやつなんぞで腹いっぱいでは困るのだ。

それで苦し紛れに出た言葉が
「そ、それねー、ミィちゃんのなんだよぉ…」

アンパンマンや赤ちゃんの絵がついているお菓子だと通用しないけど
ポテトチップスなんかだと、これはイケル。

Rinは「あぁー、ミィちゃんの!これミィちゃんのぉ。はーん」
などと言って、手でもポンと打ちそうな勢いで
あっさりと納得してくれるのだ。

これに味をしめ、私は最近この作戦をとるようになってしまった。
基本的にお菓子は隠してるんだが…。

しかし、ある休日の朝。
銀吟に何やら、吠えまくるRinの声。
地団太踏んで怒っている模様。




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そう、数日前、私がまた嘘ついてしまったのだ。
なんか箱がまさに猫用ドライフードみたいじゃないですか、あれ。

銀吟は私の嘘に気付いたらしく、
「ゴメンね、Rin。パパ、ミィちゃんの間違って食べようとしちゃった。戻しておくね」
ざらざら〜っと袋に戻してくれた。。。

…うっ、2人ともゴメンよぉ。


2002年10月03日(木)



 ふたりで大笑い

本日の担当:銀吟

近頃ますますお喋りが達者になって、母親ばりのマシンガントークでまくしたてるRin。
ボクが家にいない間の出来事や、その場の感情などを必死で伝えようとしているようだ。
ただし、相変らず7割は何を言っているのかボクには理解できない。
正直言って、これにつきあうのは少々辛い。
(仕方なく)昨晩はRinの話した言葉を、そっくりそのままオウム返しをしてみた。
言葉だけでなく、ゼスチャーも忠実に真似てみた。

すると意外にも好反応。
ボクが真似することが面白かったのか、狂ったように笑う、笑う。
きっと自分の行動にストレートな反応が返ってくるのが嬉しいのだろう。




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それでもあれだけ大笑いしたのは実に久しぶり。
父と娘の距離が狭まった気がして、内心“フッ、俺もやるな”なんて思ってみたものの
考えてみればRinのお喋りにあれだけ付き合ったのも
もしかしたら初めてだったのでは、と気が付いて
結局のところ、やっぱり減点なのであった。


2002年10月02日(水)



 とにかく、怖い。あたしの本音。

本日の担当:kina

 最近、真面目に考えてること。
 第2子のこと。

 欲しくないわけじゃないです。
 絶対欲しい、という感じでもないです。

 でも。

 カラダの方は確実に妊娠のチャンスを狙ってます。
 1回でも避妊しないでえっちしたら、排卵日じゃなくったって妊娠しそうです。そりゃないって。
 そんな風に思ってしまうくらい、ちょっと真面目に考えています。

 でも。

 そんなに考える、くらいならまだまだまだあたしの手には負えないことなんでしょう。とも思います。Sizと過ごし始めてもうすぐ3年です。いろんなお母さんと赤ちゃんに会いました。やっぱりまだ子供が小さいので、妊娠中はどーだった、とか、出産の時はどーだった、などという話をします。もちろん今現在のことも話します。
 その度に、あたしはとっても恵まれてるなぁ、と思います。妊娠中も軽いつわりがあったくらいで体重もさほど増えず終わりました。出産も大安産でした。そうして生まれてきたSizはびっくりするくらいかわいらしかったし、元気です。あたしにしては超・上出来なムスメです。

 あんまり恵まれすぎてる。

 だから、二人目は心配です。
 体の弱い子だったらどうしよう。
 Sizのようにかわいらしく思えなかったら?
 あたしだって、元気なまま妊娠期間が過ぎるとは限らないし。
 あんなに安産ですまないかもしれない。
 元気で生まれてくれればそれでいいはずなのに、おなかにその子が来てから「男の子じゃないのかぁ」なんて残念に思ってしまうかもしれない。

 ココ数ヶ月、そんなことばかり考えています。
 40週、あたしがおなかに抱えてるっていうコトは、可愛い子が生まれるのも、頭のいい子が生まれるのも、あたし次第な気までしてきました。もし可愛くなかったらあたしのせい.お馬鹿だったらあたしのせい。そんなわけないんだけどね。
 案ずるより産むが安し??
 そんな簡単に出来れば苦労しないってば。ねぇ。

 

 あーあーあーあーあーあ。
 今日妊娠して明日生まれてくれるんなら、二人目がすぐに来ても構わないんだけどなぁ。じゃなきゃ、コウノトリに頼むとか。
 イタイ思いも、元気とか可愛いとか心配するのも怖くって先に進めない。

2002年10月01日(火)
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