きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 準備完了

本日の担当:SHY

 「キミもいつかスタイルを確立するよ」
 何のことかと言うと、運転のこと。

 私は車で帰ってきたときに、駐車場の手前でオーディオの電源を切ってシートベルトを外す。
 「うるさい」とマンションの住人から苦情を言われるのも面白くないし、大きな車をバックで狭いスペースにねじ込むからだ。
 もうその動作は1つのシーケンスになっていて、ぽち、かちゃ、しゅるしゅるしゅるっ...という感じだ。
 あとは窓を開けて車庫入れをするのみ。

 ...これをSizが見逃しているはずもなかった。

 昨日は車で出かけていたのだが、家が近づいてきたところでシートから脱出したい素振りを見せ始めた。
 そんな様子をミラーで見ていると、目があった彼女は言った。
 「お歌、止めて」

2002年09月30日(月)



 仲間に入れて

本日の担当:SHY

 先週の土曜日にRinと遊んでご機嫌だったSiz。
 そこでディズニーランドへ行く約束をしたので、これまたさらに上機嫌だ。
 毎日「ミッキーさん、行くね〜」「Rinちゃんと行くね〜」と呪文のように繰り返している。
 最後に必ず「でしょ?」と念を押すのも忘れていない。
 さすがである。

 入浴時に、その呪文が始まった。
 「ミッキーさん、行くね〜。でしょ?」
 「うん、行こうね。で、Sizは誰と一緒に行くの?」
 私の問いかけに彼女はしばらく考え込む。
 「Sizと、Rinちゃんと、Rinちゃんのパパと、Rinちゃんのママと...ママ。でしょ?」

 ...誰か、忘れてない?

 「じゃあ、ぶーぶは誰が運転するのかな?」
 そして彼女はまた考え込む。
 「白いぶーぶで行くね〜。でしょ?」

 ...我が家の車はメタリックで、Rin家の車は白だ。
 休暇の申請を取り下げようかと、寂しく思った日。

2002年09月27日(金)



 仲良しなのに…

本日の担当:ユキリン

我が家は私の父との同居で、三世代が一緒に暮らしているわけだ。
世のジジババ達と同じで、
我が家のジジもそりゃぁもう、ジジバカです。

Rinも、基本的にジジの前ではあまり悪さをしない。
よってジジが怒るようなことはほとんどない。
甘甘ジジなわけだし、ジジの部屋はおもしろいものがいっぱい。
Rinはしょっちゅう入り浸っている。

Rinは最近、お風呂キライになってしまい、
お風呂の時間になると必ずジジの部屋に逃げこんでいる。
私もついつい、一人の時間が欲しいものだから
「ああそう、いいよ。ママ2階に行っちゃうもんね」なんて
口では、少々怒ったように言いながらも、ウッシッシ…と2階ヘ。

これ幸いと、ベッドに寝転んで本を読んでいたら…階下で何やら声がする。
珍しくRinが早々にジジの部屋を出てきた模様。

ジジが言った。
「おならしたら、イヤだって言われちゃった〜」

思わずふきだして、階段を上る途中のRinのところへ行った。
一歩一歩登りながら、




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私とジジ思わず大爆笑。


2002年09月26日(木)



 お絵描き

本日の担当:銀吟

少し前に買ったお絵描きボード。
ボードが磁石になっていて何度も書いたり消したり出来るものである。
最近のものは“部分消し”が出来るというスグれもので
書くときもそれほど力を入れなくても良いので
Rinもちょこちょこなにかしら描いて楽しんでいるようだ。

昨晩、会社から帰ってきてボク一人だけ遅い夕食をとっている時
Rinとユキリンは、そばでお絵描きをしながら遊んでいた。
ユキリンが見事にアンパンマンやキティなどのキャラクターや
ゾウ、ネコなどの動物を描いて行く度にRinが
『あ、それアンパン(マン)だ』 とか
『あ、ゾウちゃんだ』 などと、何が書かれているのかを当てっこしている。
不意にRinが『あ、それパパちゃんだ』と声をあげた。




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2002年09月25日(水)



 切実な願い

本日の担当:kina

 SHYはよくSizに
「幸せな人生が送れるといいね」
という。...ま、つまり、昨夜、夫婦でそんな話をしたわけだけれども。

 SHYは波乱万丈。
 あたしはへいへいぼんぼ〜ん。

 で、30年くらいを過ごしてきた。でまあ、そのうちの10年くらいを一緒にいるわけですが。
 SHYの
「波乱万丈力」
よりもあたしの
「へいへいぼんぼん力」
のが強かったらしく、おだやか〜〜な時間。ちょこまか喧嘩したりもしたけど、たいして大騒ぎもせず、イタイ目も見ず。
 SHYとあたしは、一応それぞれでここまで育って、それからお互いを認めて一緒になったわけなので、このまま「へいへいぼんぼん力」に包まれて、穏やか和やかに人生進んでいくんでしょう。イマサラSHYに波乱万丈させたくないわ。したくないわ。あたしだって。

 だけど。
 Sizは。
 あたしたちと一緒に過ごしてるうちはいいと思う。SHYだって飲み込まれるくらいなんだから、まあまあな子供時代をすごせるんじゃなかろーか、なんて自惚れてみる。ま、母親とクレヨンの奪い合いとか哀しい思いはしてるかもしれないけど。

 でもねー。
 SizはSHYに似てるんだ。頭がいい(←親馬鹿)のが似てるのはいいことなんだけど。
 あたしの手を離れてから波乱万丈は厳しそうだな、と思う。
 そりゃ、人間どうやっても生きていくのは大変だけど、あたしみたいにのんべんだらりとテキトーにいい目も悪い目も見る程度で済ませられたらいいと思う。
 いい目も悪い目もピンキリで、みんなの平均の位置も違うと思うけど。

 幸せな人生、っつうのを追い求めてると、周りが羨ましくって仕方ない人になりそうだ。

 なんてことに思い当たってしまった。それがエネルギーになってめっちゃ出世したり、偉くなったりできるかもしれない。でも、そんな人間はこんなだらだらの母親にえらばないだろー。

 なので、こんじょなしの母親にできることは普通に人生歩いてください。って願うこと。

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コレはきびしいよなぁ...






2002年09月24日(火)



 言葉いろいろ

本日の担当:ユキリン

Rinのしゃべりも結構こどもっぽくなってきてる。
でもまだまだ、変な言葉が多いのだ。

たとえば、先日も日記で書いたけど「大丈夫=あびぶー」だったり
氷のことを「あぎぐ」って言ったり。
     (↑多分アイスからきてる)

昨日の銀吟の日記にもある通り、最近では語尾に変な擬音をつけてるし…。
「いいよパーン」だったり、「うんボンボン」だったり
こちらも思わず噴出しちゃう。
一体どこから思いつくのやら…。ウケ狙いなわけ?

でも多分、親やテレビからの影響が大きいのは間違いないでしょう。
「エート、エート」が多いのは多分私のせい。
でもナゼか「えーとわー、えーとわー」って言うことが多い。
「えーとねぇ、えーとねぇ」じゃないのかねぇ…。

あと言い回しで多いのが、「○○かな?」というの。
何かにつけて「行こうかな?」「ねんねかな?」といちいち疑問形。
「あっ、こうか!」もよく言うけど、「あ、そうか!」の変化形らしい。

先日は絵本の中に描かれたブドウを見て
「あ、じゅどー!…………あ、チガウチガウ。えーとわー、えーとわー……」
と考え込んでいる。どうやら「ブドウ」って言葉が出なくて悩んでるみたい。

「ブドウでしょう?」って声をかけたら思い出しのか
満足そうに「ブドー!!」と胸張って言っていた。
言葉習得はまだまだ見習中なのね…。

2002年09月19日(木)



 Rinの話術

本日の担当:銀吟

ある日の食事時の会話。

Rin「Rin、QOOちゃん(ジュース)飲みたいよッ!」
ボク「飲んでもいいけど、ご飯もちゃんと食べなきゃだめだよ」
Rin「ぅおっはん(ご飯)、ヤーダ!」
ボク「ご飯食べないとダメ!」
Rin「……………」
ボク「ご飯を食べたらパパちゃんが(ジュースを)持ってきてあげるよ」
Rin「いいよ。パン!」

えっ? パン?  なんだそりゃ?


最近Rinの話を注意して聞いていると“パン!”とか“ジャンジャン!”
といったような効果音(?)をよく語尾につけている。
マジメな顔をして突然そんなこと言うので、聞いているこちら側は
たとえ怒っていたとしても、脱力してつい吹き出してしまう。




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2002年09月18日(水)



 これならおっけー。

本日の担当:kina

 初めてSizと二人っきりで人混みを歩きました。
 連休の最後、新丸ビルの開店、夕方、でめちゃめちゃ混んでる東京駅。
 新幹線ホームで出張へ出かけるSHYを見送って、丸の内線で池袋まで戻って、ディズニーストアをのぞいたらすぐ帰るつもりだったんだけど、七五三の衣装をちらちらっと見てまわり、デパ地下をうろうろして本屋さんも見て。

 う〜ん、いつだかSHYとSizと3人で銀座をぶらぶらした時ほどは楽しくなかったな。

 Sizを迷子にさせないように、人に当たらないように歩くのが精一杯で。

 でもねぇ。

 あたし、こんなトコ、歩いてるよ。

 と感慨深いものが。Sizとお買い物するなんて近所のパルコが関の山だと思ってたのに、池袋もうろうろ出来るようになったんだねぇ。ベビーカーももういらないんだねぇ。うっ。

 最近、SHYは色々と出かけたい季節に突入してるようで、ちょっとしたドライブなんかも楽しんでる。いや、近所の本屋さんまでとかそれくらいなんですが。
 でも、あたしはSizに泣かれるのが嫌で嫌で。出かけるよ、といわれてもいい顔をしてないと思う。

 だけど。

 電車ならおっけー。

 これならあたしでもできるわっ。

 なんて調子に乗って明日は、また東京駅までSHYのお迎えです。時間によっちゃぁ、銀座のおまけつき。うひひひひ。

2002年09月17日(火)



 タイムトラベラー

本日の担当:SHY

 「キミは時間を超えているの?」
 何のことかと言うと、寝ぼけのこと。

 昨日は1日出かけていてSizにとっても大変な日だったのだ、と思う。
 その割に遅くまで起きていて、生活のリズムも崩れ気味だった。
 Sizはもうずいぶん前にオムツは外れているのだが、それでもやらかすことはある。
 昨夜、寝に入ってからがそうだった。
 寝たままやらかしたSizの周りを、kinaがタオルを持って慌しく駆け回る。
 母親は大変だ。

 私とkinaは平日と同じ時間に目を覚ました。
 Sizは昨日の疲れのせいか、まだ起きる気配はない。
 ...と思ったら、急に泣き出した。
 「ちー、しちゃったよー」
 それは昨日の事だってば。
 Sizにとっての1秒と、大人にとっての1秒は全く違うものなのだ、と思った日。

2002年09月16日(月)



 ヒステリックな子供になりませんように。

本日の担当:kina

 時々、ふっと考えてしまうことがあります。

 まとわりついてくるSizを見て
「あ、この子はあたしの子供なんだ」
 一瞬、忘れてるらしい、この女。あたし、子供産んだんだっけ〜。って感じ。
 Sizは私に似ていないので、余計そう思うのかな。

 でも。
 そんな風に考えてることに気がついてから、なんとなくSizの扱い方が変わったような...
 今まで駄々こねて泣いてるSizは放っておく、駄目ならお菓子やゲームで釣ってみる。で、釣れないから怒ってみる。で、また放っておく、の繰り返し。

 だけど。

 抱っこして、ちぃっとくすぐってあげれば子供って泣き止むんだなぁ...なんてイマサラ気がつきました。う〜ん、ダメ母ぶりが遺憾なく発揮されてるぜ。ぉぃ。

 あかんね、こんなんじゃ。

 なんて思うけど。何をするにも膝丈でまとわりつかれてるのはカナリかったるいです。蹴っ飛ばしちゃうし。悪気はないんだけどね。高さがちょうどよくって。ごめん、Siz。





 さて。
 突然ですが。
 本日のCHAT(22:30から)は、スペシャルゲストの如月神楽センセをお迎えして、

 日本史大クイズ大会

 を開催の予定です。
 .......なんじゃ、そりゃ。とか言わない、そこっ!! いや、実は先週のCHATで、異常に盛り上がってこんな話になりました。
 たまには「あかでみっく」なおしゃべりをいたしましょう。って、そんなに難しいのは勘弁してくださいませ、センセ。
 ま、そんなに気張らずに遊びにきてくださいねっ。

2002年09月13日(金)



 Rinとミィ ‐2‐

本日の担当:ユキリン

昨日の銀吟の日記の通り、我が家のペットは只今「重病人(猫)」で要介護状態。
顔の傷が命取りになるか、ならないか、、、という状況です。
高齢猫ということもあって、体重も下降気味。
太らせる為に、そして薬を飲ませる為に、食事を食べさせるのに必死だ。

そんな訳で、我が家はこのところRin中心からミィ中心になりつつある。
Rinも何かと、ミィが気になるらしく心配してる様子。

朝目覚めて、パチッと目を開けた瞬間から「ママ!!ミィちゃん行こう!!」と叫ぶ。
そして一階のリビングで横たわるミィの元へ急いで行って挨拶。
今週の朝の風景はいつもそんな感じだった。

「ママ〜。ミィちゃん起きた!」「ミィちゃんネンネー」等
Rinからの報告が逐一入ってくる。
「ミィちゃん、さんぽかな?ねんね?あ、『あーむ(ご飯の事)』かな?」と
時にはミィに語りかけていたり…。

動物病院に行くのに車に乗せたときなどは、脅えて泣き叫ぶミィに
「ミィちゃん、アビブよー、アビブー」とせっせと励ましている。
       (↑どうも「大丈夫」のことらしいのだ) 

こんな状況を見るにつけ
ミィの存在が、Rinに与えてくれた物は大きいなって思う。
だから、頼むよぉ、ミィ!Rinの為にも復活して。お願い。

今のRinに「死」って分かるんだろうか?

2002年09月12日(木)



 Rinとミィ

本日の担当:銀吟

ユキリンの日記をご覧の方はすでにご存知かと思うが      
ウチの飼い猫・ミィが病気になり、少々パニック気味の我が家。
老いた猫なので病状の回復も今一つといったところだ。

ボクは結婚して初めて動物と一緒に暮らすことになったので
あまりピンとこないのだが、ユキリンにとってミィは
すでに肉親のひとりなわけで、例えていうなら娘みたいなもの。
(Rinが産まれてその座は取って代わられた感もあるが)
ミィに対しても“絶対直してあげる”という気迫が感じられる。

Rinに至っては、生まれたときからすでに一緒に暮らしてきた
仲間なので、感覚としてはパパ・ママと同じようなものらしい。
ミィが発病した日、会社から帰るとRinは真っ先にボクに
「ミィちゃんねぇ、ここ(顔の傷をさして)、タイタイの」
とミィの病状を説明したり、ふと見ると、ミィの傍らに寄り添い
おそらくミィを励ましたと思われるが、色々ミィとお話していたり。

ボクは「もう年だし、そろそろかな」なんて他人事だが、
Rinにとってミィがいなくなるということは、果たしてどういうことなのだろう。
今のRinなら悲しさ、儚さ、むなしさなんかを、何となく理解しそうな気がする。

その日がこない事を祈る。

2002年09月11日(水)



 「ぽんっ」っと大きくならないかな、なんて思う。

本日の担当:kina

 夏も終わりですなぁ。
 そろそろ服も入れ替えないといけません。
 ...というより、Sizの場合は新しく買わなきゃいけないわけでして。

 子供ってメンドー。

 買う理由が「流行」じゃないのがツライよね。買わなきゃないんだもん。
 さすがに去年の服は着られないだろ−。だって、一昨年のだもん。へへ。
 母親(あたし)が出歩かないのをいいことに、1歳になる冬はまだまだでっかいのを着せていたので、去年はそれほど買わずに済んだのです。ま、トレーナーなんかはまだまだでっかいと思うんだけど。コートもね〜。今年の誕生日プレゼントにいろんな方からいただいたので、しばらく買わなくてよし。ありがたやありがたや。

 で。

 問題は。

 靴なのです。

 ちょこちょこ(というかばたばた)歩き回るお年頃なので、ちゃんとサイズの合ったものを選ばないとなりません。

 が。

 やっぱり、ちろっとした季節しかはけないのはもったいないので、ちょっと大きめのを買ってしまう。やっすい通販で見つけるのですが、足首のところできゅっと止められるのならいいなぁ、とかそんな選択基準。

 でも。

 もともとSizの足は大きいのだ。甲高、というのか。
 同じくらいのお友達を参考にして買うと、履けない。ヨユーで1cm、大きい。それでもきゅうきゅう。
 やっぱりなんとなく、うう〜〜〜、と思うので。

 さらにデッカイのを。

 ...............

 でも。

 ぴったりなんです。

 服はそんなに増えないくせに。

 靴ばかり増殖します。

 あっという間に履けなくなります。


 そういえば。

 SHYの弟夫婦からかわいらしいスニーカー(お高そうな)のをもらったんだよなぁ。...........。

 日々、履けるか履けないかサイズ確かめとかないと。

 履かずに終わりそう。


2002年09月10日(火)



 お行儀よく、ね

本日の担当:SHY

 「キミの相手は誰?」
 何のことかと言うと、電話のこと。

 1歳の頃から、Sizは携帯電話が大好き。
 一時期は玩具、今は解約した私の携帯を持ち歩いている。
 耳にあてている姿を見て、またやってるなと私は思う。
 「もしもし?」
 「うん」
 「え?」
 「うん」

 ...結構、まともに喋っているように見える。

 「うん、そう」
 「でしょ?」
 「はぁ?!」

 ...ちょっと待て。
 その最後の「はぁ?!」っていうのは何?

 私はあまり家で電話はしない。
 Sizのお手本は間違いなくkinaだ。

2002年09月09日(月)



 挙動不審?

本日の担当:ユキリン

あるときは麦茶を飲むとき。
あるときは牛乳を飲むとき。
またまたあるときは、アイスを食べるとき。

Rinに気付かれぬように密かに混入しているもの。
それは…ク・ス・リ……なのだった。

先週に高熱を出してしまったRin。
発熱と同時に大量嘔吐。
その後は何を食べても吐いてしまい、あわてて病院に担ぎ込んだ。
熱は病院に行ったおかげでその日のうちにすっかり下がったけど、
今度は鼻水が止まらない。
病院から頂いた薬をどうにか飲ませようと工夫しているわけだ。

以前だったら母乳ばかりで少食のRinに
薬を飲ませる手立ては無いに等しく大変だった。
飲料に混ぜても、薬の味を感じとってベーッ。
そもそも以前は、飲み物自体あまり飲んでいなかったのだ。

今回は夏だし、卒乳してるので割と簡単に飲んでくれる。
でも何かを混ぜ込んでいるのがバレたら、
勘のイイお子ちゃまのこときっと飲んではくれないだろう。
台所でRinの動きに気を配り、密かにシロップを混入する。




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そして飲み干すまで、何食わぬ顔で新聞を読みながらも、鋭い眼光で密かに観察。
1日3回の緊張のひととき。


2002年09月05日(木)



 お説教

本日の担当:銀吟

最近のRinはだいぶ言葉が達者になってきた。

先日、ボクが夜勤明けで帰ってきた日の事。
夜勤といっても仮眠時間はあるのだが、
たいていうちに帰るとその日の午後は爆睡する。

夕方になってユキリンとRinが起こしにきた。
その時ユキリンが「あ、私のまくらをつかってる!」




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マジで怒られてしまった。
怒られたのもビックリだけど、こんなに話せることにもなおビックリ。
思わず出た言葉が、「ハイ。すいません」だった。


2002年09月04日(水)



 ネゴシエーター

本日の担当:SHY

 「キミはどれだけ手に入れられるの?」
 何のことかと言うと、交渉術のこと。

 私もkinaも親のものとSizのものをあまり明確に区切る方ではない。
 誰かが持っていれば、お互いに貸し借りすればいいだろうと思っている。
 だから、我が家に1つしかないものでもあまり問題は起こらない。
 PCしかり、デジカメしかり、ビデオデッキしかり、ゲーム機しかり。
 Sizが「絶対に禁止」されているのは酒、煙草、車の前席くらいのものだ。

 だが、色々な事情で1つしかなかったものが増える場合がある。
 我が家のPC、デジカメ、ビデオデッキはここ1年で2台ずつになった。
 だが、こうなるともっとうまく回るようになる気もするが、実際はそうはならない。
 1台がSiz専用機と化すからだ。
 こうして、彼女は高額資産を確実に増やしている。

 だが、彼女がよほど苦労しないと手に入らないものもある。
 それはお菓子だったり、ジュースだったり、アイスだったり。
 そういったものの管理は、kinaは厳しい。
 昨夜、夜遅くにSizが泣き始めた。
 「おっきぃアイス、ちょ〜だいよ〜」
 「駄目」
 「おっきぃアイス、ちょ〜だいよ〜〜!」(涙)
 「駄〜目!」
 「おっきぃアイス、ちょ〜だいよぉ〜〜〜!!!」(号泣)
 「駄目ったら駄目っ!!!」
 Kinaとのやりとりは熾烈を極める。
 もう寝る前だし、歯も磨いた後だし、kinaの言っていることは正しい。
 だが、Sizにはまだそれが理解できない。
 泣いてもわめいても、kinaは取り合わない。

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 私もkinaも笑いを堪えるのに必死だ。
 意外とSizは弱気で、狡猾だということがわかった夜。

2002年09月03日(火)



 無限の可能性

本日の担当:kina

 ここのところ、ビデオを繰り返し見てるSiz。
 見てるのはレンタルしてきたぷーさんだったり、英語の教材だったり。

 英語の教材のは10分ちょっとなので、
「もっかいみるぅ」
とねだってくるのが早い。
 ぷーさんとかは1時間ちょっとあるけど、途中でリモコンとか触ってしまって止まったり、テレビを消しちゃったりして
「ぷーさん、終わっちゃった〜」
と泣きながら寄ってくることが多い。

 この前の教材の営業さんによると、子供は20分くらいしか集中できないから短いのを見せておいたほうがいいですよ、と言ってた。
 その時はそんなもんかぁ、と納得してたけど、集中してられる時間なんて大人だってそんなもんだ。よっぽどがんばりゃ、もちっとはもつだろうけど。
 それに、それしかもたないから短いのを...ってのも変な話。

 だから、根気のない子供が出来上がるんだー!

 Sizは「千と千尋」をちゃんと見ました。
 そりゃ、2時間ずぅっとは見てませんでしたが、ごろごろしたり、てとてと動き回っていてもちゃんと見てたし。

 子供には無限の可能性がある

なんて言いながら、短いビデオしか見てられないんですよー...なんてヘン。

2002年09月02日(月)
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