長男が夏休みから高校受験に向けて塾に通い始めた。これまでは、毎日部活だったから塾に通っていなかった。けれど、受験生としては、だらけた夏休みを過ごしてはいけないだろうという余計な親心の配慮もあって、(きっと本意じゃないだろうけど)塾に通うことになったのだ。
ヤツは、夏期講習という塾の夏行事に、灼熱のアスファルトの上を往復10数キロ、ママチャリで通いとおした。ま、野球部の練習に比べれば全然オッケーだし、優しいことなんだけど。それに、雨に降られるよりは良いし。
で、夏休みの総仕上げとでもいうのだろうか、塾主催の模擬試験が行われた。本人曰く、『学校のテストより難しかった・・・』ということで、その結果に非常に注目していた。
やはりというか、塾講師の指差すシートには、本人の思っていたような点数が現れていなかった。
内容を細かくチェックしていくと、アウトプット練習不足、ケアレスミスが目立った。それと、時間配分。
弱点も分かったことだし、集中して勉強するだろう。
まったく新しいスタイルの支援プロジェクト。
2006年08月06日(日) |
こども代表・平和への誓い
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昭和20年8月6日、午前8時15分。一瞬にして広島の街は何もかも破壊されました。原子爆弾は、高温と爆風で人々をおそい、さらに死の放射能で街を汚染していきました。そして、その年の終わりまでに約14万人もの命が失われました。14万の夢や希望、未来が奪われ、数え切れないほどの悲しみが生まれたのです。
平成17年11月22日。私たちの身近なところで、とても悲しい、辛い事件が起きました。その事件によって、私たちが当たり前だと思っていた日常は壊れてしまいました。好きな友だちとおしゃべりしながら登下校したり、一人で外へ出ることもできなくなりました。そして、私たちは事件を通して、一つの命の重みを知りました。
この時奪われた命も、原子爆弾や戦争で奪われた多くの命も同じ命です。一つの命について考えることは、多くの命について考えることにつながります。命は自分のものだけでなく、家族のものであり、その人を必要としている人のものでもあるのです。
「平和」とは一体何でしょうか。
争いや戦争がないこと。いじめや暴力、犯罪、貧困、飢餓がないこと。
安心して学校へ行くこと、勉強すること、遊ぶこと、食べること。
今、私たちが当たり前のように過ごしているこうした日常も「平和」なのです。
世界中のどこの国も「平和」であるために、今必要なことは、自分の考えを伝えること、相手の考えを受け入れること、つまりお互いの心を開くことです。人間は言葉をもっています。心を開けば対話も生まれ、対話があれば争いも起きないはずです。
そして、自分だけでなく他の人のことを思いやること、みんなと仲良くすることも「平和」のためにできることです。
私たちはこれまで、祖父母や被爆者の方から体験を聞いたり、「平和」について学習したりする中で、原爆や戦争のことについて学んできました。しかし、まだまだ知らないことがたくさんあります。これからもヒロシマで起きた事実に学び、それを伝えていかなければなりません。
私たちは、命を大切にし、精いっぱい生きることを誓います。
私たちヒロシマのこどもは世界中の国々や人々との間の架け橋となり、「平和」の扉を開くために一歩一歩、歩み続けていくことを誓います。
平成18年8月6日
こども代表 広島市立南観音小学校6年 新谷望 広島市立楽々園小学校6年 スミス・アンジェリア
【Referer】
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