盆野球の予選(?)を兼ねて、中学三年生と親子野球をやった。
小学6年生のときも試合をしたけど、あの時は親の圧勝だった。子供たちは、そのときの悔しさを忘れずに(?)、『絶対勝つ!』という気迫で来ていたようだ!
なんといっても、1番打者の見せたセーフティーバント、あれは、あれは、あれは、・・・。彼のセーフティー、1塁を深めに守っていた私へのプッシュバント、あれはないよ(泣)。当然のように競走で負けてしまった。他にも、内野ゴロの送球を受けるファースト本来の仕事以外に守備機会がとても多かった。打っては、4打席で2三振、1内野安打、1センターライナー。結果は、8対1で中学生の貫録勝ち。ま、しょうがないね。
でも、ホント、楽しかった。
考えてみれば、長男が夏の暑さにもトレーニングの辛さにもめげずに野球部を続けてくれたお陰で、親として堂々と試合に出れたわけだ。
で、試合が終わった後の慰労会で、コーチに長男の進路のことを心配してもらった。
『野球、やらないんですか?』
『補欠だったアイツにこそ、やって欲しい』
『仮に高校でも補欠のままだったとしても、アイツのようなのが良い指導者になるんですよ』
『そこが聞きてぇーなぁー、本人から』
昼の試合中、主審をしていたこのコーチが、バッターボックスの長男に、一言二言アドバイスをしてくれているのを見ていた。あぁ、このコーチは、子供一人ひとりを見ていてくれたんだな、あんなに下手くそでチームのみんなとは違った存在だった長男だったけど、コーチはしっかりと見ていてくれたんだなと。それを目の当たりにし、コーチと二人で喋りまくり、『やっぱり野球だよ!』と思い始めている父親が一人。
※ 忘れてたけど、長男も試合に先発で出させてもらって、打席では、フェアグランドに打ち返すほど成長を見せたのだった。・・・自分のことばかり書いていて、子供のことは書かずにいたぜ。
【Referer】
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