∈迷い犬騒動…。∋ |
2007年01月18日(木) |
昨夜は、4時半まで目が冴えて眠れず…、起きたのは、10時過ぎでした。 でも、その間、何度も目を覚まして…。 何だか、頭がぼぉ〜としながら…、無理やり起きました。 この睡眠障害は、いったい何なんだろか? ステロイドの影響でしょうか???
夕方、突然、母が犬を連れて帰って来た…。 母の後ろを付いてきたみたいで。 ゴールデンレトリバーの子犬、まだ、生後半年くらいかな? きっと、迷子になったのだろう!と、飼い主さん探してるだろうなぁ…と、捕獲。 たまたま、近くを通ったお巡りさんを掴まえて、カクカクシカシカ…迷い犬みたいなんですけど…。 と話したら、「迷い犬の届けは出てないです。警察で保護すれば、すぐに、保健所行きになりますが…。」 「それはかわいそうだから…、ここら辺、ウロウロさせておいた方が、誰かがかわいいと思って、飼ってくれるかもですよ?」と…。 そんなぁ…。 相手が犬だから、対応が、何だか、露骨に冷たいなぁ…。
町内放送をしてもらおうと思うも、係りの人に連絡したら、「飼っている大切な犬ならば、すでに、飼い主さん側から、探して下さいの放送依頼が入っているはず。捨て犬なんじゃないかなぁ…?」 「それと、迷い犬がいます。の放送をするには、お宅の住所と名前、電話番号を、町内全戸に放送することになりますが…。イタズラもあるだろうし、やめた方がよいと思いますよ…。」と…。
近所を、一軒ずつ回って尋ねてもみたけど、飼い主さんは現れず…。 犬を探してる様子もなさそうで、やはり、捨て犬かな…預かるならば、飼う覚悟がいるよね…と。
我が家は、犬を飼ってるし、多頭飼いは無理…。 子犬から飼うには、しつけだって、半端じゃなく、大変だしね…。 今の我が家は、父が健康じゃないし、母も忙しいし…。 様子を見ていた近所の人も、「子犬ちゃんが、あちこち、歩き回ってたら、かわいいと思って、誰か飼ってもらえるんじゃない?」と、動物愛護もほどほどに、しなさいね…って雰囲気だった。 どこの家も忙しいし、夕飯だって作らないといけない時間で…関わりたくないんだよね…。
円らな瞳が、「ママ〜。」って呼んでいるようだったよ。。。 ごめんね…君のママにはなれないんだ…。
犬や猫の運命は、飼われる所により、決まってしまう。 人間は、大人になれば、自分の人生は、自分で決められるけど、犬や猫は、死ぬまで、飼い主の保護の元でしか、生きることができない。
「かわいいから、誰かに飼ってもらえるよ〜。」って、その誰かに子犬は出会えるのかな…。 少なくとも、私とあなたには、いろいろな現実的な事情があり、『誰か』にはなれなかった…。 自分には、できないことを、未知の誰かさんに託すなんて、何だか、人間は、すごく卑怯だよね…。 だから、「誰かに飼ってもらえるだろうから…。」って、公園などに、飼っていた犬を捨てるのは、人として、悲しいことだと思う…。
だけど、現実問題で、迷い犬を、保護するのは、簡単なことではないし、おしっこだって漏らすし、夜泣きだってするし、ご近所さんから苦情が来たら、謝らないといけないし、そういう様々な責任も、現実的問題としては、お金だって必要…。 今同居してる犬に、寂しい思いや、ストレスを与えてしまうのも、心配…。 障害を持った私や、介護してくれてる母や、今健康ではない父の環境の中、ペットの多頭飼いは、現実的には難しい…。 こんなこと書いたら、動物愛護家さんからは、非難されるかもしれないけれど…。
だけど、迷い犬を、見て見ぬ振りしたり、シッシッと追い払ってる人が、みんな悪い人か?と言えば、私は少なくとも、そうとは言えないと思う…。 みんな、自分の生活があるわけで、現実を生きるってそういうことだ。 私は、綺麗なことだけを言いたくないから、あえて書いてしまいます…。
今、うちのワンコが、幸せそうに、暖かなハウスで寝ている。。。♪ ある日、散歩中、あるおじいさんに言われた言葉を思い出した。
「あなたも、ワンちゃんも、2人共、幸せだね。」
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