99745..チェリー
訪問診療。
2007年01月17日(水)
午前から、在宅医の訪問診療でした。
まずは、朝起きて、朝食→薬、プレドニゾロン内服、そして、部屋の換気をして、掃除をしてもらう。
うちは、ワンコが同居してるので、抜け毛が結構多い。
訪問スタッフなどの靴下や服に付かないように…。

在宅医の先生と、今日話したこと。

・プレドニゾロンを内服中は、手の動きが良い気がする。
また、痛みが楽な気がする。

先生→ステロイドは、抗炎症作用があるため、そういう作用が出ることは、考えられる。
だけど、それが諸刃の剣で、ずっと使い続けると、副作用のリスクもあるため…。

今回は、目の症状で、パルス→ステロイド内服となったため、目の状態が落ち着いた段階ならば、ステロイドは減量して、中止するべきですね。
という、在宅医の先生の方針でした。

「お顔もかなり丸くなってきてるしね。」と…。
ムーンフェイスも、ステロイドの様々な副作用も、ステロイドの使ってる量に関わらず、少ない量でも、副作用は大きく出る人もいるし、出ない人もいるんだとか。
ムーンフェイスについても、目立たない人もいるし、私のように、今プレドニゾロンが、10ミリの段階だけど、なかなか顔の丸みが取れない人もいるんだとか…。

だけど、やはり、長期に使うと、副作用も出やすくなるので、病状が落ち着いたら、中止したいようです。
まぁね、目の病状は落ち着いてるのだし、私も早く減量できればと思う…。
しかし、手の動きが良くなったり、痛みが楽になったり、するのはうれしいけどなぁ。。。

午後からは、ビデオに録った、映画『サヨナラCOLOR』を観て、ゆっくり過ごしてました。
『サヨナラCOLOR』は、切ない感じが、しみじみ溢れてた…。
舞台の大半が、病院だから、最初は、暗い雰囲気を感じたのだけど…。
随所に、リアルさが散らばまれていて、入院したことある人ならば、クスッと笑えるかも。
看護師さんの、ナースシューズをキュッキュッ鳴らして、歩く場面とか、医師や看護師の、病室のカーテンの閉め方とか。
病院っぽさが、すごくリアルだなぁ〜と!
病院そのものな風景だなぁ、と!
エンディングの、ハナレグミの『サヨナラCOLOR』の歌詞が、ちょっぴり悲しく、心に感じた。

サヨナラから
始まることも
あるんだよ。


…そして…今日は、阪神大震災から、12年を迎えました。
そして、明日からは、13年目に向かって、時は進んで行きます。
月日はどんなに経っても、絶対に、風化させては、いけないですよね。
私達が、この世からいなくなった後も…。
12年経って、やっと、この場に来られたと、蝋燭に1.17と灯る中、あの日、娘さんを亡くされた、お母さんがおっしゃられていました。
ずっと時が止まったまま、あの日から動けない人もいる。
阪神大震災は、過去の出来事ではないし、過ぎ去ったことでも、終わったことでも、ない。
風化させないこと、大切な人達の命を守ること。
そのために、地震に備えないといけないね。
地震は、いつ、誰を襲うか、予知はできません…。
12年前のあの日も、まさか…!!!と、咄嗟に、自分に今起きてること、状況を理解できなかった…。
テレビに映る、被災地を見て、自分の地震に対する甘さ、危機感のなさに、背筋がゾッとした。。。
私は入院中で、家族と離れていたから、大切な人が側にいない不安も、しみじみと感じた。
あの頃、病院の同室で、一緒に居た人は、闘病の末、天国に旅立たれて、もうこの世にはいないから…命の大切さや、また儚さを、毎年思います…寂しさをも。

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