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■ 告悔
今夜はデートだという
その朝に
トラブルは 私のほうから始まりました。
予兆はありました。
前夜、彼によって蒔かれた
彼にとっては何の変哲もない一つのメールが
私にとっては驚きとため息のメールが
それにあたります。
具体的なことは書けません。
彼は
私のためにお菓子を買ってきてくれていました。
日本料理で有名な、老舗のお菓子でした。
そのお菓子の種類で私に好き嫌いがあっても、
文句は言わせないと
彼はそう言いました。
トラブル交じりの朝があって、この夜です。
互いの心に 違和感が
いえ、意地があったのでしょう。
私は感謝知らずの女?
に、なっている?
この日は、
私にとって辛い日だったように
おそらく
彼にとっても、とても辛い日だったことでしょう。
この夜、
激しく車が行き交う交差点で
彼に強く拒絶されたかたちの私は
普通ならしない類の努力をしたと思います。
彼は後悔していました。
あんなメールを送るんじゃなかった。
あのメールさえ出さなかったら
こんな思いをすることはなかったのにと。
楽しくこの夜を過ごせた筈だと
悔やんでいました。
私も悔やみました。
あんな簡単な彼のお願いを
どうして私はすんなり受け入れられなかったのかと。
彼が困惑することがわかりきっていて、
どうしてYESと
言えなかったのだろうと。
心の底から 悔やみました。
********************************************************************* 小さなフォト日録 今日は 【 電動缶切りが欲しくて 】
BBS
2003年05月22日(木)
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