るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 ナイーブ

彼とであったのは二年と少し前です。

それはちょうど 私が

一つの恋をなくしかけていた頃で、

それから三ヶ月ほどして私はその日を向かえ、





その別離が原因で

食べ物が喉を通らない時期が数日あり、



私は思えば

今より かなりスレンダーな姿をしていました。




彼が言います。

「るり子、おまえさぁ、毎回少しづつ太ってこない?」




わはっ。^^;

ばれた?





その頃から比べたら、5キロは太ってしまいました。(爆)






「今までスリムな女の人ばっかり抱いてきたから そんな風に感じるのよ。^^」

「そんなことないさぁ・・・・。」







ふっと一瞬

会話が途絶え、

それと同時に

彼の精神が遠くに飛んだ様な気がしました。






彼の精神がどこに飛んだのか、

私はすぐに判りました。





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彼は

こういうところが

すごくナイーブ。

むき出しの

ナイーブそのものです。

(その点においては、私がタフすぎるのかも。笑)







そしてタフなはずの私は

充分

相手の心の動揺を読むのに長けている。






「俺が、太ったって全然かまわないさぁって、言い過ぎるからかなぁ(笑)。」

でも、すぐに空気が元に戻ります。

「かもねー(笑)。ケーキは自粛してるんだけどな。」





失恋した

あの時のスレンダーな私に 一瞬本気で戻ろうかと

そう思ったり

思わなかったり。^^;





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BBS


2003年04月25日(金)
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