るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 大切な1ページ 本編「サブマリン」

駅の階段を降り、北と南にそれぞれ分かれた商店街の

北へのびる道を15分も歩くと

彼の住むワンルームマンションが見えてきます。






山の手の

道幅の狭い商店街の夕暮れは 活気に満ちて、とても美しく。

ひどく懐かしい気分になるのは 

彼がこの街に住んでいるからでしょうか。






彼は シティーホテルでも ラブホでも 

入室と同時に必ず 軽く私に Kiss を仕掛けてきます。






この日の first kiss は いつものような軽い Kiss ではなく、

私が彼によって絶頂に導かれた1月の日のような

数分間にわたる Deep Kiss になりました。





ドアの内側で抱きしめられて Kiss 。

ソファーに身を沈めた彼の 

後ろから抱きつく私を つかまえて逆さに Kiss 。





「このまま、エッチになだれ込むのもいい手だが、・・・・・・・・・・・・、

出前が来るな。(笑)」







商店街を通過するとき、一件のお店で

私たちは、今夜のお食事の出前を依頼していました。





彼は いつになく陽気です。

聞けば、取引先の社長にサウナに誘われ、

サウナでビールという接待を受けて来た帰りだといいます。





程なくして出前の品々が届き、

語らいのうちに幸せな満ち方をした彼と私は

彼の「さぁ、風呂にはいるぞ。先に入っているから、すぐおいで。」

という言葉に促され、バスルームに向かいました。




彼のバスルームは、とても広々としたものです。

バスタブは、洋式のジェットバスが取り入れられ、

二人同時に入っても、充分心地いいサイズになっていて、

仕事の疲れをのびのび癒す、絶好の場となっているようです。

このバスルームのこだわりに、

彼の職業から来る、美意識と合理性を垣間見る思いがします。





バスタブには不思議な力が潜んでいるのでしょうか、

無理に形容すれば「セッティングされた」という感じ。

二人がバスタブに揃ってセッティングされると、

どちらからともなく、引き寄せあう力が働きます。





数 限りない 

私たちの 愛と抱擁。






彼が私の乳房を

つよく つよく 本当に強く愛撫し始めました。

男の力です。

未だかつてない程の強さでした。

痛みを伴う程のそれは、彼に支配されているという幸せな実感を抱かせ

私の中の軽いM性を呼び覚まします。





彼が私の足の指を、舌を使って丹念に愛撫しています。

徐々に彼の愛撫は私の下腹にスライドし、

彼の両肩にかけられた私の両足の

コアの部分に、彼の指が滑り込みました。

バスタブの中でVの字に向かい合った私たち。

私のGスポットを愛撫している彼の視線は、私の顔に注がれています。

薄く開いた私の眼下に、彼のそそり立つジュニアがありました。

 



いたずら心が不意に私に沸き起こりました。

彼と一緒にみた映画サブマリンがモチーフの K-19 。

私を愛撫しつつ、





↑エンピツ投票ボタン

My追加


私はSexの度に 彼にフェラを試みています。

「いいよ、もう こっちにおいで。」と彼が言う時は、素直に撤退します。

それは、私の努力に対する労いの言葉ですが、

快感から迸り出る言葉ではないことを、私はよく知っています。

その言葉を聞く度に、私は彼の快感の方向を探っていました。






「あぁ、気持ちがいいなぁ。」

そう言ってもらえる日もたまにはあります。

でも、彼が果てる事は今まで一度もありませんでした。



それで私は今回、彼のジュニアに添えた自分の手と舌づかいに

ちょっとした新しい工夫を施していました。

それが彼の快感のツボにフィットしたのだと思います。





私の口腔中で三度ほど 彼自ら小さく動いた瞬間

素早く私の口から 彼は自分自身を引き抜くと

私を抱き寄せ

強く強く抱きしめながら

彼は絶頂を迎えました。



引き抜かれる瞬間、

彼のザーメンの一部が、私の口腔内に残されました。

とても淡い味がしました。

私の希望が

叶った一瞬でした。




移動したベッドの上で彼は

「あぁ、なんだか口惜しいなぁ。(笑)」

と、何度となく私に語りかけました。






^^  やったね。





小さなフォト日録  今日は 【ハイテンション】

BBS


2003年02月23日(日)
*BACK**LIST**NEXT*
初日 最新 目次 MAIL
日記リンク

My追加