るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 それがたった一日でも

彼から

メールがない

今日はそんな一日です。

何をしているかは、

大体わかっています。






私からのメールに返事がない

それは、

新規物件の締め切りが迫っていて

図面と格闘している


そういうこと。






昨夜、

日付がかわったころ

彼からメールが入りました。

「ちょっとお疲れ。外注の図面が遅れそうで困ってます。」







あーーーーー

眠る間際まで明日の段取りをシュミレーションしているのねと、

ちょっとお気の毒

と、思っていたら

彼はまだお仕事中でした。






てっきりいつものように、

お布団の中からメールを送信しているものとばかり

私は思っていました。







銀座でお茶をした後、

再び事務所で仕事をすると言っていたけれど・・・・・・・・・・・。

私と時間を共有するためだけに

わざわざ時間をあけてきてくれた

彼。




彼は

私と逢って

喜び見出せたのでしょうか。





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こんなふうに一日何の連絡もない日は、

わざわざ時間を割いてくれた

昨日のような彼の心を感じ続け

じっと我慢して

待ってる。




多分それが正解。






でもね、

どうして男は 心を通わせると安心しすぎるのでしょう。

どうして男は いつまでもじっと想い人が待っていると思えるのでしょう。

どうして男は 相手の不安な感情を感じていながら無視できるのでしょう。

そして男は

自分がほっておく間にも 

相手に新しいアプローチがかかっているかもしれないと

どうして思わないのでしょう。




女は 好きな人にそんな思いはとてもさせられない。

好きでない人になら 平気で出来てしまうけれど。



だから

男からそんなことをされ続けたら

愛情がなくなってしまったのねと、

思いこんでしまう。





それがたった一日でも。




「淋しいの。」

そんなことは

口が裂けても言えません。




だって、

そんなキャラじゃないものね。






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連日、ボタンを押すとしつこく出てくる^^;画像は、ドイツの冬模様です。
BBS


2003年01月15日(水)
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