|
|
■■■
■■
■ 変わらぬ東京
午前中
大手町に一件、お仕事絡みの用事があり、
その後
彼と東京駅の丸の内口で待ち合わせをしました。
午後二時のことでした。
少し早くついた私は
キヨスクで靴ずれをカバーするためのバンドエイドを買い、
まるい柱の影で かかとにそれを貼りつつ
あたりを見れば
近くでもう一人
妙齢のご婦人が人待ちをしています。
彼女も待ち合わせ?(笑)
幸せな日は、誰しも幸せになって欲しい。
と・・・・・・・・・、
後ろから私の肩を叩く人がいます。
「待った?」
一瞬 私の胸にときめきが走ります。
「ううん、お隣の女性と間違えなくて偉かったね。」
「な、訳ないだろっ。(笑)」
他愛ない言葉に笑顔で私を見返す彼。
見つめ合う互いの瞳の奥に
互いを想う自分が映る。
丸の内を迂回し、初冬の街を左に見ながら
彼と歩く昼の皇居。
そこには変わらぬ東京があり、
カラスは黒く、松は緑に、靴は皇居の玉砂利で白くなり ^^;
私は何度ここに訪れたことだろう
穏やかな気持ちで、その時々の愛する人と
散策するこの道。
東京で一番美しいエリアだとさえ思う。
日比谷公園に野良猫の親子がいて
私達はそれをベンチで眺める。
「るりちゃん、お茶しようか?」
と、彼が聞く。
昭和にタイムスリップしたようなこの喫茶店で。
私はイチゴのタルト
彼は洋ナシのムースをオーダーし、
なにげないこんな言葉に
愛する事の
喜びが
たくさん たくさん
秘められている。
携 帯 電 話 | I | お仕事どんな? | He | ただいま図面製作中。 | I | 私は、歩きながらタイトル考え中。 | He | デザイン決った? | I | あなたは? |
|
彼答えて「ぼちぼち。」^^。アイディア勝負という部分で、産みの苦しみと喜びを理解し合えるのは、私たちにとって幸いなことです。 図面を書き始めるとそれに没頭する彼。ちょっと素敵よ。^^;
BBS
2002年11月24日(日)
|
|
|