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■ ひっそり届いたメールの返信
かつて愛しあい
深いえにしを
共に紡いだ過去の恋人。
その過去の人の名を ネット検索して
過去の人の
メーリングリストのキャッシュから
過去の人のメルアドを知った私。
でも、
過去の人のメルアドは、2002年1月の履歴がさいごでした。
まさかね、
本人だとしても、
使用していないアドかもしれないし、
大人の分別で あえて無視するかもしれない。
そう思いながら出したメールに
というものでした。
続いて
『> 時事通信社にカメラマン入社された関西弁のご友人はお元気でしょうか。
彼は随分前に時事通信社を退社しました。以来ずっと音信不通です。
私も随分変わりました。第一に太りましたし、
考え方やメンタリティーも変わりました。
一日の時間の95%ぐらいは仕事のことばかり考えている、
技術系仕事バカ人間の典型みたいな生活です。』
と、
近況が綴られていました。
私の彼にそのことを話しました。
「るり、どうして過去の人を検索して、
なおかつメールまで出して確認してみたくなったの?」
彼にそういわれました。
今まで
どうして私が過去の人をネット検索しなかったか
それは、
過去の人を払拭する自信がなかったからでしょう。
裏を返せば、
今の彼が
私に過去の人を払拭する力を与えたといっていい。
期待していなかったメールの返信は、
15通ほどのメールに埋もれるようにして
ひっそり届いていました。
過去の人から来たメールの
【Re: お仕事中、失礼します。 】
という件名は、
メールデリバリーサービスの未着メールかと思わせるほど
動揺すること無く、
私によって 淡々と開封されました。
ほんとうに
意外なほど
淡々としたものでした。
当時の事を思い出して
胸が締め付けられはしましたが、
それはあくまでも過去の感情に対してであり
現在の私の感情でないことを
何より自分自身がよく判っています。
携 帯 電 話 | I | また腰痛でたの? | He | あぁ、手足までぴりぴりするから、ちょっと用心がいるな。 | I | うーん、こまったね。コルセットまたしたほうがいいんじゃない? | He | そうだなぁ。四〜五日くらい休みたいなぁ。 | I | 私が、沢山彼の時間を奪いすぎたのかもしれない。 |
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彼は、だいぶ疲れているようです。 BBS
2002年10月18日(金)
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