るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 深く、更に深く、愛したい。

この人と、恋愛をしていました。

私の過去の人でした。









過去の人は「ありきたりでない名前」と、

「ありきたりでない仕事」をしています。








試してみたいことが

私には、あるのです。







それは、

過去の人の名を

ネット検索してみること。








そして

休日出勤した日に

それは なされました。

過去の人が

幸せで過ごしているのか、

確かめたくなったのです。








グーグルでは

たった三ページ分。




ヤフーでも

いとも簡単に

過去の人の名は

それはそれは あっけなく

出てきました。







職業を変えていなければ

該当はたった一人でした。

その人が参加している

メーリングリストには、

PCのメルアドも書かれていました。









【人 間違いの可能性もあり躊躇しましたが、

確認してみようかという気もあり、

失礼を承知でメールしています。】

そういう書き出しの

短いメールを出しました。







【時事通信社にカメラマン入社された関西弁のご友人はお元気でしょうか。】

と、

キーワードを入れることで、

私だと特定されるように

さりげなくアピールし、







【私の知人でない場合は、失礼をお許しください。

ますますのご活躍をお祈り申し上げます。】

と、堅い堅いメールを

送信しました。







堅いメールの訳?

それは

過去の人はおそらく良き家庭人であるはずだし、








何より







私には大切な彼がいる







だからです。









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結果的には思ったとおりでしたが、

しかしある意味では

私の予想とは違った結果でもありました。



そのアドレスが生きているかどうかも

私には 判らなかったのです。







彼に

私は それを伝えました。

二人の間の出来事も

それぞれの間に個別に起こったトピックも

いいことも

悪い事も





何でも話して

何でも分かち合うスタイル。




それが私と彼の選択だからです。






深く、 

更に 深く。 

彼と 

理解 しあいたい。






携 帯 電 話
Iおやすみなさいのメールにさ。
Heなんだよ。
Iこのごろあまい言葉がないのよね。
Heそんなことないだろう。(笑)
『好きも、chu♪も、俺の夢みなよも、ないのよね。』

彼は変わらぬ彼で、私が一人で動揺していたような、そんな気さえする彼の変わらぬ声でした。

BBS

2002年10月17日(木)
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