るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 すれ違いの訳

互いの多忙と

ちょっとしたボタンの掛け違いで

一週間程前

互いの心が すれ違っていた私たち。






それでも

なんとか修復したのもつかの間、

おととい






「ねぇ本当に、温泉の予約入れてもいいの?」








そう、

私たちの一泊旅行の

アポを入れる時期が私的には、きたのです。







「俺は10日前くらいにならないとはっきりした予定が立たないなぁ。」


「私は関係各所に、調整が5個所ほどあるから、

少なくとも30日前には、予定を組んでおきたいわ。」







あ゛ーーーー、だめじゃん。






この違いが

すれ違いの始まり。

再びの

始まり。









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そんな理由でもない限り、オーナーの設定した日取りは変更できないよ。

業者の予定は別だよ。どうにでも調整するさ。

でもね、オーナーが提示した予定だけは、変えられない。」



と言う彼。






「だから、そんなつまらないことで、

私がやっぱり一番じゃないのねなんて、

言うんじゃないぞ。」








つまんないことじゃないもんね。







「なんだか、心がかよわないなぁ。」


彼もそう思っていたようです。







私って、優先順位

どの辺なんでしょ。









「なら、もういいや。」



「面倒になったのか? 」







面倒ではないけれど、

その程度なら

私もその程度に合せるだけ





ただ、それだけ。






携 帯 電 話
I夢を見たのよ。
Heどんな夢? 
Iあなたがね、小学館の『小学一年生』買う夢。スーツ姿だったよ。
Heスーツはわかるよ。でも、俺がなんでそんなの買うんだよ。(笑)
夢の中の付録の、巨大オーバル定規が欲しくて、私も『小学一年生』買ったの。

夢の訳はね、離れて暮らしている彼のお子に、彼がクイズの本買ってあげたのを知ってるからかもしれません。
頻繁に今日もメールをくれる彼。出来る最善を、してくれてはいる彼。
やっぱり、私が我儘なのでしょうか。

BBS

2002年10月16日(水)
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