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■ で、るり子の部屋はどれなの?
私の家は
都内の
比較的立地の良いロケーションに建っています。
その鉄筋の自宅の、
庭の一部を
貸し車庫にする話が持ちあがりました。
なんだか
太宰の『斜陽』を思い出させるお話で
ちょっと嫌なのですが、
でも
実際には、そのとおりかもしれない。
彼が、
家の図面があればアドバイスしてあげられる
というので、
設計図を持っていきました。
「住宅の建て坪は100坪くらいだね。玄関までのアプローチが緩やかな70cmの昇り勾配か。」
「すごいね、どうしてわかるの?書いてないよ、そんなこと。」
「あるさ、ここに−0.7ってね。建て坪はざっと概算したんだ(笑)。庭を半分パーキングにしても、残りが充分あるから、そんなに憂鬱じゃないプランが創れるから、体丈夫だよ。」
新しく作るパーキングは年間、固定資産税程度の純利益を産むこと。
工事費も二年程度で元が取れること。
玄関のアプローチを変更する場合の注意事項と、建築上の美意識の話。
敷地内にある自社ビルが、
自宅の建て増しという概念で建蔽率を稼いでいるものであること。
などを、直ぐにその設計図から読み取り、私に教えてくれました。
すごいなぁ、プロだなぁ。
惚れ惚れしちゃう。^^
るり子の胸は左の方が大きいんだ なんて言う、
えっちな
おふざけモードの彼とは、
全然違う人です。
「で、るり子の部屋はどれなの?」
「ここよ。」と、指差す私に彼は、
「設計士」の顔から
「私の大切な人」の顔に その時一瞬戻った彼が
私にはとても 印象的でした。
「広い、良い家だね。」
洋館の体を成すこの家が、
新築当時はかなり目を引いたものであること、
そして今も目を引き続けているデザインのものであることなどを、
設計士の目から語ってくれました。
でも
私には、
もし、彼と暮らせるものなら
例えばそれが ワンルームのアパートだとしても、
そのお家のほうが、
ずっとずっと
素敵なのに。
って、
さっき 我慢して飲み込んだ言葉を
こんな風に ここに書いたら
なんにもならなくなっちゃう
・・・・・・・のにね。
携 帯 電 話 | I | 心配したよ。 | He | このごろ、物忘れがちょっとと激しいかな?歳だなぁ(爆)。 | I | 事故か何か突発的なことが?って思っちゃったよー。 | He | 話せば長くなるけれど、要は現場に行く時、事務所に携帯を忘れたまま、気づかず家に帰ってしまっただけさ。 | I | 『だって、35時間も携帯が繋がらないなんて、今まで一度もなかったもの。』 |
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今朝まで彼の携帯が不通でした。でも、単なる置忘れでホッとしました。彼が死んでいたらとか、そんなシュミレーションまでしてしまった。^^; BBS
2002年09月24日(火)
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