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■ 鶯谷のタクシー
彼と
ずっと一緒にいたいと思う心が強い日に
彼に抱かれると
「いやいや、帰りたくないの。帰ったらイヤ。」
の、嵐になってしまいます。
「昨日も今日も、ホテルから仕事に行くって言う訳にも行かないでしょう。」
それもそうねと、私も思う。
こういう時は、彼の強い意志が必須です。
でないと、より自由な私の欲求は、
延々とエンドレスで
はてしない物語状態。
(ミヒャエル・エンデファンの方がいたら、寒いギャグですみません(爆))
次のお約束が何時なのか、いつも全く未定です。
彼のお仕事は、
突然の変更がぽんぽん入り、
そのつど予定も変わるから。
でも、スキンシップがなくたって、
よく考えたら
携帯でコールもかかるし、メールもくる。
心のふれあいはやっぱりエンドレスで明日も続く。^^
それにしても、
鶯谷のラブホテル街は、
なんだか素敵。
かつての吉原の
情念が伝わってくるようで、
愛だけが純粋にそのエリアに淀んでいるようで、
悲しさもそこはかとなく、漂っているようで。
江戸期の退廃的エロスの匂いもするようで。^^
まるで、黄表紙の世界、
みたい。^^
結局、
明け方近くまで彼を拘束してしまい。^^;
空が白々する時間になっても、
タクシーが流れているところが、鶯谷のいいところ
ですね。^^
近づいてきた一台のタクシーを彼が手を挙げて止め
彼が告げたこと。
「運転手さん。銀座を経由して〇〇にやって。場所、解るよね?」
そして私には、
「るりちゃん、気をつけてね。また後で連絡するから。じゃぁね。(笑)」
彼の視線がとっても優しい。
鶯谷から私を一人帰すという事の意味を、
彼は、
よく解っている。
そして運転手さんも、
別な意味でよく解っている。
運転手さんとひと言も会話をかわすことなく、
私は帰路に着くことが出来る。
彼の配慮で。
強くて優しくデリケートな、彼の愛が、そこにある。
彼は
「いやぁ、当然のことでしょぉ。(笑)」
といって、照れるけど。
携 帯 電 話 | I | 紅葉の頃が温泉どきよね。 | He | あぁ、散策するに寒すぎないときがいいな。 | I | 一緒に帰るとき、疲れた顔見せるのイヤかも。(笑)。 | He | 仕事の絡みで考えれば、やっぱり晩秋になるなぁ。 | I | 楽しい時を過ごそうね。 |
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この旅は、彼とすごす人生の、一生分のシュミレーションになるかもしれません。 BBS
2002年09月08日(日)
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