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■ 裏切りの記憶
電話がかかってきました。
彼から。
「日録、読んだよ。トラウマがあるなら俺に言いなよ。直で 。」
「うん。こんど逢ったときに直接言う。」
彼は、
過去は過ぎ去った事で
なおかつ、自分の中でとうに完了した事柄なので、
全く気にしていないし、気にならないといいました。
やっぱり、思ったとおりです。
だから
どうして私が何時までも、何度も、
元カノとの過去を持ち出すのか、
不思議をとうりこしてほとんど理解不能のようでした。
「るり、ベッドの上でも元カノの事を持ち出したよな。あまり言うと、嫌悪感さえくるぞ。」
「・・・・・・。」
私は逢って直接聞くという彼に、とりあえず
ぽつりぽつり
過去の私の恋が自分に与えたトラウマを
簡単に語り出しました。
ずいぶん荒い、骨組みだけの話でした。
直接あって言えば、
もっと時間をかけて
上手に
彼を傷つけることなく
伝えられたことでしょう。
ここで文章化すれば、
本当に正確に、丁寧に、
伝えられたでしょう。
でも、
昨日はとりあえず骨組みだけ
彼に伝えたのです。
私の話で、
彼はかなり落ち込みました。
彼が、
日録には書くなというので、
その件は、かきません。
「るり、どうして俺たち、定期的にこうなっちゃうのかなぁ・・・・・・。」
私たちの
というより、
私の猜疑心のせいで
不定期に、恋の揺り返しのような動揺がくるのです。
「一時半過ぎだけど、いろいろ考えてしまって、眠れそうもない。」
と、
深夜メールが数本入りました。
ごめんね ごめんね ごめんね。
わたしは、
また
無用に彼を、傷つけてしまった・・・・・・・。
彼のナイーブさは
よく知っているのに、
どうして、自分の中で処理できないのだろう。
最後に彼はいいました。
「俺の中ではね今はお前が、女性の中で一番なんだよ。俺はね、お前だけで手一杯なんだ。(笑)」
いいかげん解れよなぁ、それくらい。
と、言いたげな
彼でした。
裏切りの記憶は、彼が与えたものではないのに。
彼を執拗に苦しめる。
わたしのせいで。
携 帯 電 話 | I | 秋にはさぁ、本当に温泉に行こうね。 | He | あぁ、いくぞ。(笑) | I | ほんとよ?行こうね。 | He | あぁ、いくんだよ、本当にいくのさ。 | I | 『ううん、今度の確認はね、具体的な日取りの事なの。』先週ガイドブックを買って、温泉の候補地を二人で探しました。 |
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とりとめないこの日録。なのに、わざわざクリックしてお立ち寄りいただき、私のつぶやきにお付き合いいただき・・・・・・・。皆様、ありがとうございます。 BBS
2002年09月04日(水)
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