るり子の日録【愛が終わる日】
るり子の日録【愛が終わる日】
るり子



 惑い

不定期愁訴がやってきた

また。










訳もなく動揺している。





「いつもの悪い癖だね、君の。」

「今までで誰が一番好き?」

「何いってんの。言ってることが理解できないよ。どうしたのよ急に。(笑)」

「急にじゃないの。ずっと思ってたけどね、いわなかっただけなの。」

「るり。もういいよ。疲れる。ただね、君は君なんだよ。比較なんかしたいとも思わないよ。」






私は

ただ

どの人より

誰より

君が愛しくて大切だよと

彼に言って欲しかっただけなのです。








「君は大切な人なんだから。」

彼はそう答えるにとどめました。










そのひと言で、満足していたころもありました。

わたしが

こんなに猜疑心が強くなったのは

やはり

訳があります。








彼にそのからくりを伝えるために

しばらく

その訳を今日から綴ろうか

綴るまいか





迷っています。











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でも。








それは、







私と彼が

直接話して

二人の間で理解すればいい事のような気もする。









でも、








ここに書いたほうが

正確に伝えられるようなきもする。










彼はきっと

面と向かっては聞きたくないかもしれない。









そんな気もする。








彼には

過去はとうに過ぎ去ってしまった事であり、

今の自分達の人生には何ら関係のないことで



彼は

どんな事柄も、二人を分かつものでない事を

確信している。






だから

自分の過去の恋を持ち出さないし、

私の過去の恋も

関係のないこととして処理するだろう。








でも、その過去にこそ私のトラウマがある。





携 帯 電 話
Iおはよー。
Heフライトはどうだった?
Iあー、さっき戻りました。疲れたよー。
He皆さんによろしく伝えておいてね。
『今日は、なんとなくそっけない彼。』


昨日の夜、だだをこねたからでしょうか^^;。彼の激務をよく知ってるのに、また性懲りもなく彼に我儘をぶつけてしまった。
BBS

2002年09月03日(火)
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