|
|
■■■
■■
■ 融通の利かない保守
週末まで日記を書かずに済むと思っていたのは、
つい数時間前まで。
「土曜も暑いだろうな。(笑)」
そう、
土曜はデートの日。
のはず
だったのでした。
私の都合で、
数時間前に流れてしまった、
それはデートの日。
次のデートのための直近の予定を提示したら、
それらは彼の都合が悪くて、
結局
お盆明けまで
時間の調整のめどがたたないということになってしまった。
彼は、
「楽しみが先に延びたと思えばいいさ。」
と言い、
私は、
「楽しみが、一つ、間引きされたの。」
と思う。
キャンセルしたのは私なのだけれど、
気落ちしてしまう。
気落ちしてしまって、
電話でも
「うん。」
しか言えない。
彼は
「仕事では、予定変更なんて日常茶飯事だ。」
という。
私のお仕事は、
私の意思が通らない事はあまりない。
しかも仕事の性質上、
納期までには
何が何でもきっちり事は完了する。
でないと、その先の業者が大変な辛酸を舐める事になる。
己は
時代の空気を読む事を生業としている割には、
変化を好まない性質なのかもしれない。
コンサバといえば聞こえは良いが、
要は融通の利かない保守なのだ。
しかも
攻めの姿勢ばかり取るうちに
守りを不得手とするボクサーのように
どうしようもなく、
打たれ弱くなっている。
と彼が言う。
自分で蒔いた種なのに。
まるでウロボロスのように。
何度もケータイにメールが入るけれど
返信が出来ないほど
気落ちしている。
携 帯 電 話 | I | なら六日は?。 | He | 来週は身動き出来ないほどスケジュールが詰まっているよ。 | I | なら、十日は?。 | He | プライベートでどうしても抜けられないセレモニーがある。 | I | そっかぁ・・・・・・。 |
|
そのあと、彼から魅惑的なデートのプランが三つも語られたのだけど、私はあした彼の腕の中に居たかったという想いばかりで。自分の都合でキャンセルしたのに。 BBS
2002年08月02日(金)
|
|
|