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■Don't you think so ?
生きるべきか死ぬべきかに拘れるなんて平和なことだ。 それは要するに、自分に決定権があると思っているのだろうから。
どうして死んではいけないのかと問えば、 「越権行為」と彼女は少し笑った。 「あなたの意志なんて、あなたの存在ほどの価値はない」 …左様でございますか。
なんと言って慰めても励ましても無駄だろう。 それくらいのことなら経験上知っている。
ただ。 私の自我は半透明でゲル状なので、 どちらでも大差ないと感じるだけ。 空腹も満腹も同じ。 幸福も不幸も同じ。 快楽と不快は似ている。 あァ…健康と不健康は少し、差があるようだけど。 存在は無と死の隙間のようなものだから、短いブレイクをみんなが満喫できるといいのにね。 愛してもいい、虚しくてもいい。 報われないと痛むのもいい。 この隙間は息苦しいから死に解放されたいと、便器に向かって吐きながら、ゼロを望む己を下らないと嗤うのもいい。
愛してる。 眩しくて何も見えない。 輝く世界。有機物も無機物も、全てが私に繋がり、何一つ私には「カンケーない」。
全てを愛してる、というのは、何一つ愛していないと同義語だとか聞いたことがあるけど。
So what ?
2005年12月23日(金)
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