三楽の仕事日記
DiaryINDEX|past|will
2016年10月09日(日) |
「地域ふれあい文化祭 in 味岡」と「我がゼミ生合格の要因」(少々長文) |
遅めの目覚め。コーヒーとパンで朝食。原稿書きを少々。
10時30分、ふくらと味岡中学校着。とても温かいおもてなしをいただく。みなさんで「地域ふれあい文化祭 in 味岡」を成功させようという空気が感じられて、気持ちも高まる。
とても立派な多目的ホールで高座の確認。ほどよい高さにするために机を急遽運んでいただいた。ふくらは調子が悪く、保健室で眠らせる。PTA会長さんや地域コーディネーターさん、司会者さんらと打ち合わせ。
リハーサルをしない僕は、控室で開演まで持参したPCで仕事。
13時、いよいよ開演。地域ホールにおられた皆さんも多目的ホールに入られて、250席は満席。立ち見もあり。漫才のあと、僕とふくらの高座。
ふくらは先日一人で上った高座がまったく受けず、そのショックをかなり引きずっていることがわかった。アレルギーが出たり、下痢で何度もトイレにいったり、出番前には僕の横でブルブル震えて「怖い」とも言ったりした。僕といつものように掛け合いをして、皆さんに笑ってもらえば自信を取り戻すと思って、高座へ。願ったとおり受けて、ふくらの顔色は一気に戻る。安心して任せて、僕は下りた。ふくら落語に、はまった子どもさんがいて大爆笑。その笑い声を聞いて、皆さんがまた笑うという会場となる。うらやましい限り。我々の持ち時間が10分となったところで、僕が高座へ。ふくらが温めてくれたので(笑)、ちょっとしたまくらで笑ってもらって「親の顔」へ。ふくら同様に(笑)、しっかり笑ってもらって気持ちよく高座を下りる。そして、アンサンブルコンサートや吹奏楽コンサートを楽しみ、おやじの会特製の「豚汁」を味わう。
何人かから「先生の落語を聴きにしました」と声をかけてもらったことも嬉しい。特に感激したのは、米野小時代(教員3年目)の教え子が知立市からわざわざ来てくれたこと。僕に会いたいと思って、この仕事日記をチェックしていて、ここに行けば僕に会える!と思い、出かけてきてくれたとのこと。教師冥利に尽きる。
この「地域ふれあい文化祭 in 味岡」についての感想を書いておく。会場全体を見渡して強く感じたこと。多くの地域の皆さん、しかも老若男女が集っておられること、出演者の多くはこの味岡在住者であること、つまり学校が拠点となり、地域の皆さんの確かな交流の場が出来ているということ。まさに次期学習指導要領に書かれている学校像と一致している。ここまで準備してこられた主催の方々は、さぞかし大変だったろうと思う。でも、その苦労をぶっ飛ばす嬉しい光景があちこちにあった。コンサートが終わった出演者と地域の方が歓談したり、豚汁を食べながら交流をしている皆さん。単なるイベント開催だけではなく、地域の結びつきを作ろうとされた皆さんのご尽力を僕は記憶しておきたい。同じような気持ちの方はたくさんおられることと思う。「大成功おめでとうございます」と皆さんに伝えたい。
味岡中学校ウェブサイトには、すでにたくさんの写真と記事がアップされている。僕がここで書いたことがよくわかると思う。ぜひご覧ください。記事は8本ある。
10月17日は真庭市立勝山中学校で講演。そのプレゼンと資料作成。演題は「主体的・対話的で深い学びを生み出すための方策」。とはいえ、授業づくりの基本から話す予定。また当日の授業を見て修正予定。担当に資料送付。
***
なぜ、ゼミ生全員が教員採用試験合格に達することができたか。意欲的なゼミ生であったことは間違いないが、僕の指示や助言を素直に聞き、誠実に実行してくれたことが大きい。多くの方が言うように「素直」であることが伸びるために大切な条件なのだ。
大所帯ゼミであったことも大きい。所属専修が違うので、普通なら出会わない仲間12人。これがかえって良い刺激となったようだ。ゼミでの彼らの様子を見ていると、「良い学びの集団だな」と思うことが何度もあった。
さらに「書くことによって学ぶ」というゼミの方針。その具現化をしている研究室HP運営。ゼミでの発表振り返り、もらった意見の整理、セミナーなどでの学びをあらためて文章化することの学びの価値は大きい。HPは第三者が見ることもあって、人に読んでもらうための文章修行(小論文対策)にもなっている。
ゼミやセミナーで、一流の教育者実践に書籍や直接話を聞いたことも大きい。授業検討会参加も、間違いなく教採への準備としてはプラスになったと確信している。教採での場面指導や面接で問われるのは、学校現場で起こっている今を問われるからだ。ゼミ生の蓄積は目には見えないが、大きいものだ。
もちろん本学就職課で設定している様々な講座に積極的に参加したり、専修ごとに集まって自ら教採勉強会を開いて高め合ったりしたことも、ゴールにつながっている。午後の食堂は、教採問題集を開いている学生でいっぱい。あの様子を見れば、自分もやらなければ!と刺激を受けるに違いない。
いずれにしても、指導者としてはゼミ生に恵まれた。幸運に感謝している。
2015年10月09日(金) 附属小公開研究会参加と小牧市役所での会議出席 2014年10月09日(木) 全日本中学校長会研究協議会 北海道(苫小牧)大会1日目 2013年10月09日(水) 学校紹介プレゼンづくり 2012年10月09日(火) デジタル教科書活用の数学授業 2011年10月09日(日) 行政評価市民公開フォーラム 2010年10月09日(土) シンポジウムプレゼンづくり 2009年10月09日(金) 外は爽やか 2008年10月09日(木) 絆プログラム評価方法 2007年10月09日(火) 学校評価の手引書郵送 2006年10月09日(月) 教師力アップセミナー 野口芳宏先生 2005年10月09日(日) セントレア管制塔見学 2004年10月09日(土) 東京CECにて会議 2003年10月09日(木) う〜ん
|