三楽の仕事日記
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2011年10月09日(日) |
行政評価市民公開フォーラム |
小牧市初の「行政評価市民公開フォーラム」を傍聴のため勤労センターへ。趣旨は以下のとおり。
市が実施している事業について、改めて事業のあり方を検証するために、公開の場で第三者に評価していただく、「行政評価市民公開フォーラム」を開催します。 今回の行政評価は、事業の廃止ありきではなく、充実や改善なども含め、事業の方向性について外部の視点から意見をいただくことが重要であると考え、開催するものです。 また、市民公開フォーラムとして、広く公開して行うことにより、多くの市民の方にお越しいただき、行政への関心を持っていただくきっかけになれば幸いです。
11:10からの「IT教育推進事業(小・中学校)」の行政評価を参観。担当の庶務課からこの事業について5分程度の説明。その後、評価委員からの質問が25分程度。そして判定という流れ。
入口で手渡された「事業シート(概要説明書)」を見て、評価委員から出される質問がすぐに予想できた。実際にその通りの質問が続出。差し障りがあるといけないので具体的に書かないが、どの委員にも共通していたことは「この事業シートでは評価ができない」ということだった(と思う)。
シートに書かれた事業目的は「児童(生徒)に対して、良好な情報通信技術教育ができる環境を提供する」。 これでとどまっていては、見識ある委員の皆さんだから、提供後のことが聞きたくなる。 もちろん、庶務課からすれば「我が課ではその質問には……」ということはよく分かる。 「教育委員会なら把握しておられるでしょうが……」 「いえ、庶務課も教育委員会でして……」 というやりとりもあった。このことからも質疑応答の内容は推測していただけると思う。
保護者でもある委員の質問を聞いていて、コンピュータの基本的スキルは小学校で学ぶことを始めとして、この分野での教育現場発信が不足していると思うこととなった。今、必死に取り組んでいる「学校のことがよく分かる本」の発刊意義を強く感じることができたたことは、なりよりだった。
ちなみに今回の「行政評価市民公開フォーラム」について、さっそく発信しているブログを発見した。参考まで。
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