三楽の仕事日記
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2012年01月18日(水) 教育実習生受け入れに関する打合せ会

 本日中に終了しておきたいデータ確認作業に集中。再度見直すと修正が必要である点がいくつか判明し(このためにやっているわけだが)、予定の半分まで確認したところで、時間切れ。

 名古屋ガーデンパレスへ移動。「平成24年度公立小・中学校における教育実習生受け入れに関する打合せ会」に出席。出席者は、実習生を送り出す県内各大学の担当者。こちらは校長会、教諭、教育事務所の代表者と県教委の担当課事務局。

 平成23年度教育実数実施状況報告後、受け入れ校の反省や要望、送り出す大学側の反省や要望を事前調査をもとに事務局が説明。

 状況報告から共有化した課題がいくつか。実習生の増加。受け入れ側飽和状態。指導する教員の問題(若い教師が指導せざるをえない)、教育実習期間の不統一(2,3,4週間)、特定教科に集中してしまい、担当教師に負担など。

 ちなみに受け入れ飽和状態を示す具体的な数値の一つは、受け入れ実習校の割合。本年度は小学校は73.5%。中学校は94.4%という状況。地域によっては、すべての中学校が実習生を受け入れているところもある。中学校の平均受入数は5人弱。この数値も受け入れ側としては厳しい数値。ちなみにこれらの数値は尾張、三河地区の平均。名古屋地区は受け入れに厳しい条件をつけているために、かなり数値が低く、理解と改善を求める意見が事前調査にもいくつか出ている。

 送り出す大学側からも実態(事前指導が足りないと言われるが十分にしているつもり、教員採用試験をうければいいのでしょ、といった投げやりの学生など)の報告があり、教育実習制度そのものの改革が必要であるという意見も出る。

 ピリリとした雰囲気の中での話し合い。最終的には互いにコミュニケーションを図り、互いに誤解がないようにしましょう、といったところに落ち着き、会議は終了。

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 明日は茨城県取手市へ。主に管理職の皆さんに「校務の情報化で元気な学校を創る」と題して話す。その最終準備。今回は映像を多用することにして、その仕込み。


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