三楽の仕事日記
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2011年11月22日(火) |
きめ細やかな教育を推進するために |
今日は二つの会議。午前も午後も県庁界隈。
午前の会議での僕の発言は、次の発言者によって、「あのような過激な発言はしませんので……」と価値づけされ、ある意味、満足(笑)。
ある団体から出された資料の文言にひっかかっての発言。その文言は「子どもたちとじっくりと向き合い、きめ細やかな対応をするための時間の確保や環境整備が必要である」というもの。
もちろん思いはよく分かる。納得ができる。しかし、話を聞いていると、きめ細やかな対応をするために特別な時間が必要であるという固定的な考えがあるように思えたために、以下のように発言。
きめ細やかな対応は、特別に時間を作ってやらなければいけないというのは、疑問です。 きめ細やかな対応は、まずは授業中にすべきです。 一人一人の子どものところへ行って、その場で声をかけながら〇つけをしたらいいじゃないですか。 中には、机間指導もせず、ぼっーとしている教師がいますよ。 ノート点検に時間がかかると言われますが、 授業中に声をかけながら、簡単に評価をすることもできると思うのです。 ノートを集めて、ハンコを押して返しているより、ずっときめ細やかだと思うのです。 子どもとの対話やふれあいの時間が必要だというのも、よく分かります。 しかし、授業中に子どもと対話せず、特別の時間に対話しても、あまりできないと思うのです。 きめ細やかな対応は、まずは授業中に行うことを考えることです。 授業後は、やらなくてはいけない仕事が多いので、少しでも減らす工夫をするとよいと思います。
そうそう、教材研究に時間がかかる。なるほどです。 野中信行先生はご存知ですか。ネットで検索してみるといいですよ。 味噌汁とご飯の授業を提案されています。 教材研究にあまり時間をかけなくても、栄養価が高い授業をするための研究をされています。 一度、野中先生のお話を聞かれるといいですよ。
このような発言をさせてもらった。会議の盛りあがりも考えて、いつもよりは厳しい口調で(笑)。ちなみに昨年は、30数年も同じテーマで話し合っているこの会議は、意味がないのではないですか、という発言だったので、今年はとても穏やかな(笑)発言をしたと思っている。
午後は4時間余の濃密な会議。1日が終わる。
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明日の研究会の準備。2月フォーラム案内の原稿を急いで作成、送付。
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