三楽の仕事日記
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2011年11月17日(木) 学習指導要領の解説を読む機会で

 今日は小牧市内で3つの学校が公開研究会を開催する日。「学び合う学び」の授業が楽しみであることは確かだが、講師の話にも興味が尽きない。
 応時中学校には倉知雪春先生 ・ 佐藤雅彰先生、味岡中学校には石井順治先生、小牧小学校には馬場英顕先生という講師が来校するわけだから、僕の気持ちはよく理解していただけることと思う。

 さて、どの学校で学ばせてもらおうか、どの先生の話を聞こうかと、市内の何人かの方からも情報を得ながら迷っているうちに、結局は今日は休むことは無理だと分かって断念(泣)。ああ、残念。ひょっとしたら、あいつ、問い合わせだけして顔見せずか!と思われておられる方があるかもしれない。申し訳ありません。

 午前中は人事評価提出シートの確認や、来週の重要会議提出資料の入念チェックで終了。
 午後は例の基礎データ入力でほとんど費やす。

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 課長と今日も懇親会へ。来賓からは「事実をしっかりとらえて評価を」「柔らかい判断力を持て」「頭が痛くなるほど考えろ」という、ごもっともなお話。立場上、話をする機会が多い自分にとって、話材も大いに勉強になるが、語り方もとても参考になる。参会の皆さんと酒を酌み交わしながら、情報交換。閉会後も盛り上がって、なかなか引けない。業を煮やした係りの方(?)が、いわゆる下校の音楽を会場に流して、強制解散の演出(笑)。

 原稿を書く関係で、学習指導要領の解説書を毎日熟読している。初めて認識することも多い。例えば、小学校理科の目標は、

 自然に親しみ,見通しをもって観察,実験などを行い,問題解決の能力と自然を愛する心情を育てるとともに,自然の事物・現象についての実感を伴った理解を図り,科学的な見方や考え方を養う。

 冒頭の「自然に親しみ」の6文字に込められていることをご存じだろうか。解説書で初めて認識した次第。以下のように述べられている。

 理科の学習は,児童が自然に親しむことから始まる。
 ここで,「自然に親しむ」とは,単に自然に触れたり,慣れ親しんだりするということではない。それは,児童が関心や意欲をもって対象とかかわることにより,自ら問題を見いだし,以降の学習活動の基盤を構築することである。
 したがって,児童に自然の事物・現象を提示したり,自然の中に連れて行ったりする際には,児童が対象である自然の事物・現象に関心や意欲を高めつつ,そこから問題意識を醸成するように意図的な活動を工夫することが必要である。


 「自然に親しむ」には、以降の学習活動の基盤を構築することまでねらいとしている。実に重たい6文字だ。
 
 


2010年11月17日(水) 小牧市学校地域コーディネータ研修会にて
2009年11月17日(火) 津市立太郎生小学校研究発表会
2008年11月17日(月) どう伝えたら・・・
2007年11月17日(土) 愛知県その道の達人派遣事業の諸々準備
2006年11月17日(金) 東海地方数学教育会で助言
2005年11月17日(木) 名古屋で懇親会
2004年11月17日(水) 春日井市算数・数学教育研究会で
2003年11月17日(月) 1週間の始まり