三楽の仕事日記
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2011年10月21日(金) |
伸びようとする教師との出会い |
午前中は来週の第5回校長会議での所管事項説明原稿作りに集中。例によって所管より所感によりシフト(笑)。説明事項は8項目にもなってしまい、1項目ずつの説明がよりコンパクトになるように調整。
午後は、午前に引き続き、原稿と資料作り。校内配付資料としていただければと思い、今回も新作。「なるほど!(体の向きを変えて)どう?方式」と名付けた授業改善の一方法をまとめる。所員に意見を求め、微調整に入る。
「平成23年度全国学力・学習状況調査問題・正答例・解説資料」の冊子が回覧。さっそく数学B問題を見る。さすが良問。このまま授業化したいな、と思う問題もあって、しばし集中。
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K指導主事と大和東小学校へ。17時30分に事務所を出て、ピタリ18時到着。無事、模擬授業開始に間に合う。 教室に入ってビックリ。満席状態!時刻は18時ですよ!仕掛け人の一人として、こんなにうれしいことはない。一宮、海部、知多とも、それぞれの地区で、このような動きが生まれてきている。知多からは、先日の授業をもとに有志が集まって授業検討会を開催したいとの連絡が入った。フォーラムでの授業提案の機会をその当日だけの役割と考えず、どの地区も特別チームを編成し、それぞれの地区に合わせたアプローチがされていることが、なりよりうれしい。教室には、我々愛される学校づくり研究会員以外は、若い教師でいっぱい。積極的に学ぼうとする人たちとともに過ごせることに、おじさんは幸せを感じてしまうのです。
模擬授業はあちこちからツッコミが入り、なかなか進行しない。発問や発言の受けに対しての気づきや疑問が、次から次へ出される。僕もいくつか指摘をした。以下の指摘には「厳しいっ!」というつぶやきが聞こえた。
なぜ、そのようなことを子どもに聞くのですか。それは先生が自分の都合で聞きたい質問です。唐突過ぎます。子どもは、先生はなぜそのような質問をするのか、さっぱり分かりません。必然性がないのです。
確かにこのようなことをズバズバ言われたら、H校長が言われたように「もう、ほっといてください」と投げ出したくもなる。授業者にとっては、とても厳しい場面が続いたが、素直に意見を聞き、子どもたちのために授業力を高めたい、よい授業をしたいという思いをより高めていく姿勢は実に立派。自ら伸びていこうとする教師を見て、とても清々しい気持ちになった。若い教師も大いに感銘を受けたに違いない。今日もとても良い1日。みなさんに感謝。
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