三楽の仕事日記
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2011年08月26日(金) 海部地区小中学校統計教育研修会に参加

 午前中はいつもの決裁と基礎データ作り。ほぼこれで終了。

 午後は統計教育の部長さんにお願いをして、統計教育研修会での講演視聴に飛び入り参加させていただく。事務所と会場校間の送迎までしていただいた。ありがとうございました。

 演題は「統計的手法を取り入れ、言語活動を生かした算数・数学教育」。講演者は愛知教育大学の青山和裕准教授。「青山先生の講演はいいですよ」と以前から聞いていたので、機会があればぜひ!と思っていた方。校長会資料でこの地区で講演されることを知り、参加させていただくことをお願いしたという次第。

 2時間という時間をまったく感じなかった講演。感覚的には1時間ちょっという具合。これは僕だけではなく、参加された皆さんも同じ気持ちに違いない。(アンケートではすべての方が「大変よかった」という回答)

 提示された課題・教材例のどれもが面白く、いつの間にか、のめり込み、必死に頭を働かせていた。グループであれこれ意見交換をしたこともあって、時間が短く感じられたのかもしれない。主体的になればなるほど時間が経つのも忘れてしまうということだ。

 講演をお聞きしながら、先日の海部地区算数・数学教育研究会で先生方対象に行った「資料の活用」での模擬授業を思い出した。数学の解説書にあった事例(データ)をもとに授業を試みたが、あの発問では先生方を課題にのめり込ませるには、ほど遠かったことを自覚した。青山先生は、講演の中で次のように言われた。

 課題(データ)は分析する動機が生まれるものであること。
 分析に意味を持たせること。
 分析して判断できるもの。


 ソフトボール投げ100人の記録データを提示しても、確かに皆さんに分析してみようという気持ちは起こらない。度数分布表やヒストグラムが簡単に作成できるソフトウェアの紹介が主であったとはいえ、「ねえ、階級の幅を変えてみると、随分印象が違うでしょ」と言ったところで、「それで…」なんて思っておられる方もあるかもしれない。当たり前のことなんだけど、模擬授業とした以上、あれでは授業ではなかったということを改めて反省。

 子どもたちと向き合っていた時の授業を思い出す。「この点数では平均点より低くてお母さんに怒られそうです。40人分の点数データを見せてあげます。お母さんに怒られず、むしろ褒められるようにしたいのですが、どう伝えたらいいでしょう」。青山先生のお話で随分と刺激を受けた。再び、あのような授業をしてみたい、こんな気持ちにもなった。

 電車の中で目に飛び込んできた増毛・発毛促進系の某社宣伝。「95%の方が満足したと回答されています」という文言。うむ、だれを対象にどういう質問をした結果なのか。講演の中でこうした数値の解釈も課題の一つだっただけに、興味が湧いて、席から離れてその宣伝を凝視。ふと気づく!乗客の皆さんは、あの方は頭髪で悩んでいるのでしょうね、って思っているのではないだろうか。顔が赤くなった(笑)。

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 附中会に参加。附属中現役とOBとの懇親会。昨年、数学科5名の授業診断をしたこともあり、今年度の研究発表会での授業は楽しみだと激励。各地のリーダーと貴重な情報交換。


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2009年08月26日(水) 堀田先生を囲む会
2008年08月26日(火) 帰国・外国人児童生徒教育及び国際理解教育協議会
2007年08月26日(日) 校長職から県の指導主事へ
2006年08月26日(土) WPPP最終報告会
2005年08月26日(金) 富田林市で講演
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