三楽の仕事日記
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2011年06月06日(月) 岡山県総合教育センターへ

 岡山県総合教育センターへ。岡山駅からタクシーに乗車。自宅から3時間40分ほどでセンター到着。5年前にできた施設とのこと。すべてに新しい。情報教育部長さんらと県教育行政について懇談。担当指導主事さんに午前中の講義内容の確認をして、2時間の講義内容を決定。

 なんと講義室には矢掛中学校長の川上公一先生がおられるではないか。学校公開日の関係で本日はお休みとのこと。わざわざ足を運んでいただいたことに恐縮。町ぐるみで出版された「学校力を培う学校評価 矢掛町の挑戦」(梶田叡一監修・武泰稔編著、三省堂)をいただいた。学校評価は愛される学校づくり研究会の重要なテーマ。楽しみにして読みたい。
 
 講義は「教育の情報化ビジョン」から。参加された情報教育リーダー31名の中には、4月末にビジョンが出されたことをご存じの方はおられず。「私が話す意味がありますね」とポイントを伝達。続いて校務の情報化の実際と題して、情報化の概要を簡単に、学校の変化は丁寧に語る。

 参加者の立場となれば、朝から講義の連続、午後の講義はどれほど辛いものか。眠気を飛ばしていただくために質問。「いいとこ見つけ」をしてみたら、保護者からクレームの電話がありました。さて、どのようなクレームでしょう。あなたが管理職ならどう応えますか、など、僕だからこそ聞ける質問をいくつか。こちから見ている限りでは、別世界に行ってしまっておられた方はなかったようだ。
 休憩をはさんで、授業でのICT活用紹介。最後は情報モラル模擬授業で、DVD春野家ケータイ物語を使って18分間。いつものように判断は分かれ、理由を聞いてみると、これまでにない観点からの意見が出てきて、思わず「そのようなご意見を聞いたのは初めてです」。こちらが楽しませていただいた2時間。

 帰りもJR岡山駅までタクシーで。お声をかけてもらった研究会参加のために名古屋大学へ移動。19時ちょっと前に到着。

 今日が初参加の「名古屋支部」授業研究会の6月例会。今日のレポーターはS大学付属小K先生。タイトルは「協同学習を取り入れて S小1年目の取組」。

 わずか1年で子どもたちや授業がここまで変わるのかという驚きの報告。発表者は、その一番の要因は校長が変わったことだと語った。校長も出席されておられたのでお聞きすると、様々な仕掛けをされておられることは確か。

 僕は発表者へ質問を重ねるうちに気付いたことがある。それは子どものこと、子ども同士の関係のことがよく分かっておられるということだ。常に子どもの姿で授業を語られるK先生に感動。子どものとらえ方が深くなり、授業が変わっていったのではありませんかと質問。

 参加者の中に教え子がいてびっくり。今や同じ教員という立場でともに勉強しているというのはうれしいこと。帰路は副島先生から日本協同教育学会のことに始まり、いくつかの学校の試みなどをお聞きする。楽しく充実した一時。



2010年06月06日(日) 青塚古墳の大きさと美しさにびっくり
2009年06月06日(土) 研究者と実践者の関係
2008年06月06日(金) 地区の数学の会で
2007年06月06日(水) ちょっとしたことで時間がかかる
2006年06月06日(火) りんどう経営研究会にて
2005年06月06日(月) ちょっと怒り
2004年06月06日(日) プレゼン完成
2003年06月06日(金) 授業シミュレーション