三楽の仕事日記
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2011年05月30日(月) |
鉛筆の先から煙が出るように |
学校訪問で中学校へ。普段からとても大切に使われていると感じる各教室。廊下には教育活動を撮影した大きな記録写真が並ぶ。とても落ち着いて授業を受けている生徒たち。保健室が静かすぎて困るくらいですと養護教諭。
ある授業で「鉛筆の先から煙が出るように速く書きなさい」という指示を聞く。久々に教室で聞いた授業名人・有田和正先生による名言。うれしくなってしまう。
向山洋一提唱の「授業の原則十か条」に則って授業が進められていて、実に安定した授業。意識して原則チェック。おっ、これは「一時一事の原則」、この指示は「細分化の原則」、なるほど次は「全員の原則」など。若い教師もベテラン教師も気づいているだろうか、さりげなく繰り出されている授業の原則。ぜひ学んでほしい姿。
それにしてもこの学級の生徒はよく発話する。どうしてだろうかと考えてみる。教師がどのような発言も、まず受容する、このことが日常的であるからかもしれない。受容しながら教師が伝えたいことはきっちりと。強引なところもあったけれど(笑)。
昼食後、校長室で感じたことを10分間ほど話す。とりわけ言語活動の充実に向けてお願い。学校からルブラ王山に移動して「学校給食会第1回評議員会」に出席。
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来週は岡山県総合教育センター開催の「情報化推進リーダー講座」で講義。その準備に入る。講義の中心は校務の情報化。授業におけるICT活用にも情報教育にも触れてほしいという依頼があり、組み立てを熟考。相談メールを送る。
また地区の栄養教諭・栄養職員の皆さんから依頼された研修の準備も同時並行で。いただいたタイトルは「子どもを引き付ける授業の進め方」。授業大好き人間としてはとても断れないタイトルだが、考え始めるとこれが難題。良い勉強の機会を与えていただいたことにまずは感謝。
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