三楽の仕事日記
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2011年01月30日(日) |
第22回いきいき寄席 |
「いくらなんでも早すぎますよ」と柳亭市馬師匠に言われたのが、平成21年12月ごろだったと思う。全国各地で定期的な会をお持ちの市馬師匠に来ていただこうと思うと、1年前の相談ではなかなか難しい。日曜日来演依頼となれば特別。ということで、お願いしてから1年2か月ほど経った本日、市馬師匠をお招きしての「第22回いきいき寄席」開催。客席はあっという間にいつもの満席状態。
お弟子さんが「転失気」の一席。続いて市馬師匠は「掛取り」。いつかは聴きたいと思っていた一席。噂通りの「市馬・三橋美智也ショー」。冒頭の相撲甚句では会場から「うまい!」という声が自然に出る。三橋歌での借金取りへの言いわけでは、拍手が何度起こったことか。客席も、もちろん僕も大満足の一席。
林家楽一さんの紙切り。動物リクエストが続く。中には「パピオン」という犬の種類指定まで(笑)。のんびりした喋りで笑いを確実にとりながらの演芸。楽屋で「どうやって練習するのですか」と聞いたが、「それはちょっと言えないのです」という一言。「紙が肩まで積みあがるほど練習するのです」と付け加えあり。
市馬師匠の二席目は「粗忽の釘」。与太郎のほのぼのとした人の好さが醸し出されていて、クスクス笑いが絶えず続く。力みがなく、ごく自然に描かれた市馬世界の登場人物に愛着を感じながら、極上の落語を楽しませていただいた。二席目も大満足。
どのような修行をしたらこのような芸ができるのだろうか。こんな僕のつぶやきに「生き様そのものが違うのかもしれませんね」と答えていただいたKさんとしばし談義。
帰宅して、2月3日の東海市研修会でのプレゼンの作成。@発見島の「★★★をそろえよう」を体験してもらおうと古いコンピュータを持ち出して試運転。準備はほぼ完了。
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