三楽の仕事日記
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2010年08月30日(月) 全国的な学力調査の在り方について(中間まとめ)

 文部科学省サイトに「平成23年度以降の全国的な学力調査の在り方について(中間まとめ)」が発表された。この時期の発表は、おそらく来年度予算の概算要求があってのこと。所内を始め皆さんに情報提供しておくとよいことはないかチェック。

 この全国学力・学習状況調査については思い入れも強い。実施開始年度に義務教育課に異動し、主務者Nさんとともに、分析プログラム開発や充実プラン作成に関わったからだ。

 「中間まとめ」であるので、いろいろな意見が併記された状態だが、これまで聞かれなかった意見も書かれている。例えば、

 全国的な学力調査に求められてきた調査目的の中の、調査結果を「学校における児童生徒の教育指導や学習状況の改善に役立てる」という要素については、全国的な学力調査よりも、地方独自の調査の役割に期待する意見や、そうした場合に地方独自の調査の実行可能性や効果について課題があるという意見もある。
 全国的な学力調査に求められてきた調査目的の要素の一部を、今後は、地方独自の調査が担っていくシステムを構築することができないか、今後、検討を行う必要があると考えられる。


 これについて本県で言えば、長年実施されている「高等学校新入学生徒の学力に関する研究(国語・数学・英語)」は、地方独自の調査に匹敵するもので、教科指導改善に大いに役立つものだ。中学校現場ではあまり知られていないのが残念で、先日の総合教育センター会議でもPRをお願いしたところだ。

 附属名古屋中学校から教科各論について意見をいただきたいという依頼があった。とてもうれしいことだ。在任中の激しい議論を思い出しながら、気付いたことや疑問を電話連絡。研究内容は、学校現場が今まさに求めているもので、その成果を大いに期待されるに違いない。第1年次の研究発表会は10月1日。


2009年08月30日(日) 太田恵美子先生のGDV教育
2008年08月30日(土) 山根一眞講演会
2007年08月30日(木) 志賀内泰弘さんの本
2006年08月30日(水) メンタルヘルス「子ども」理解セミナー
2005年08月30日(火) 授業分析法研修に参加
2004年08月30日(月) 10年目研修講師でこの夏終了
2003年08月30日(土) 申請書作り