三楽の仕事日記
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2010年08月25日(水) 野中信行先生を囲む会開催

 通勤電車沿線の高校はそろって出校日らしい。学生が多数乗車。賑やかな車内。朝から疲れた表情のおじさんたちと対照的。

 今週末にお邪魔する会での挨拶を考える。ふと品川女学院の漆校長のことを思い出し、過去の教師力アップセミナーでの講演記録を読み返す。廃校の危機に追い込まれた状況から、見事、学校を復活・驚異の躍進をさせた経緯を話された講演がよみがえる。あらためて記録を読み返すと、漆さんがとられた手立ては実に単純なこと。皆さんにお話ししたいことが明確になった。

 今日もありがたいことに自称「パワーアップタイム」が多くとれ、昨日届いた「平成21年度教員のICT活用指導力」を印刷して、注目すべき箇所にマーカーをつけたり、特徴的な数値を話題に意見交換をしたり。みなさんに関心をもってもらっただけでも、うれしいことだ。

 研究発表会に関しての2組の来所者があり、良い機会なので懇談。言語活動のことが話題になったり、キャリア教育のことを話題にしたり。考えるべき視点をいくつかいただいた。勉強すべきことが日々増えている。気持ちの高まりはあるが、このにぶい頭では追っつかない(涙)。

 「かかわり合い」という言葉から「学び合う授業」についても意見交換。僕としては、まさに話題にしたかったこと。「ICTと協働教育」のことも話題にしてみるが、独り相撲状態(笑)。

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 わくわくしていてこの日を待っていた「野中信行先生を囲む会」を事務所メンバーで開催。ゲストとして津市立倭小学校長の中林則孝先生が参加。

 まずはお二人に「15分間ミニミニ講演」をお願いした。野中先生は、初任者指導で見えてきたこと、現在準備中の研究会(味噌汁・ご飯授業&学級づくり)のお話をしていただいた。中林先生からは、僕が「勉強好きにする校長先生」とお呼びしたことを受けて、どのようにして先生方や学校そのものの力を高めているかというお話をいただいた。

 参加したメンバーの顔付きが違う。異次元の世界に来たという表情だ。お二人の話に圧倒され、それぞれがこれまでの歩みと今の在り方を振り返っているように僕は思えた。僕がこのような方から学んでいることをメンバーに知ってもらっただけでもうれしい。

 野中先生には随分と失礼な質問をしてしまった。
 「その年齢になられて、なぜいま研究会を立ち上げようというお気持ちになられたのですか」
 「赴任されていた時に大荒れしていた学校。早々に異動される方ばかりだったとのこと。ご自身もそうされれば良かったのに、なぜ(管理職でもないのに)皆さんの先頭に立たれて歩まれたのですか」
 など、お聞きしたことを思い出すと冷や汗が出てくることばかり。メンバー共々、先生のようになりたい、ありたいという思いで、特に自分を奮い立たせるためにお聞きしたのです。お許しください。

 中林先生からは、次々と刺激的な質問を我が事務所にいただいた。大いなる刺激は、メンバーによる最後の締めの言葉「これからの所長の発言が怖い(笑)」につながった。僕はこれまでの長い歴史とバランス感覚を大切にしながら、模索してみたいと思った。

 帰路はもちろん、横になっても興奮は収まらない。あのあと、あのお二人はいつまで酒を酌み交わされただろうかと思いつつ、眠りにつく。
 


2009年08月25日(火) 主査会歓送迎会
2008年08月25日(月) 夏の終わり
2007年08月25日(土) 「教育の情報化」実践セミナー2007に参加
2006年08月25日(金) パナソニック工場「見える化」見学
2005年08月25日(木) 出校日
2004年08月25日(水) 休暇日だが休暇とならず
2003年08月25日(月) 福井武生市にて