三楽の仕事日記
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2006年08月25日(金) |
パナソニック工場「見える化」見学 |
犬山西小の福井先生の元へ。福井先生には小牧市のジュニア演劇クラブの指導をお願いしている。僕はジュニアクラブ化推進委員として、立ち上げの仕事に関わらせてもらった。第1、第3の練習日に顔を出すこともできず、このままではあまりにも申し訳ないので、今後の打ち合わせも兼ねて、勤務校にお邪魔した。
11月23日には、すでに東部市民センターでの発表が決まっている。市HPにも掲載されている。福井先生の演劇作りには特長があって、子どもたちの身のまわりのことを題材にして、台本作りから始まっている。ある中学生の転校をスタートにして、「さてこの学校ではどんなことが起こると思う?」「この転校生はどんな性格にしようか?」など、子どもたちに様々なことを想像させて、その場でみんなで台本を作っていくスタイルだ。子どもたちのノリもよくて、「そういうことはあるね」というエピソードがドンドン出てくる。おそらく子どもたちの頭の中には、すでに役作りが始まっているに違いない。
1日3時間の練習とはいえ、発表までにはわずかな時間しかない。福井先生は特別練習を重ねての発表もしたいが、これから末永くやっていくことを考えると、できる限り、通常の練習で行いたいという気持ちを持ってみえる。この考えには大賛成。しかし、月2回の練習では11月の舞台発表までもっていくのは至難の業。そのあたりの相談をしっかりさせてもらった。
大阪・門真市へ。WPPP最終報告会前日のオプション会議に参加。パナソニックのプロジェクタ工場見学をさせてもらった。僕が注目したのは、もちろん「見える化」。責任者の岡島さんに懇切丁寧に説明をしてもらった。トヨタで見せてもらったように、様々な工夫がされていた。まったく同じだと思ったのは、データはここでも紙に印刷、掲示されていて、だれもが状況をさあっとつかむことができるようになっていたこと。「データはコンピュータの中で管理しちゃだめなんだよ。みんなが見えるようにしておかなくちゃ」という言葉をここでも聞いた。また改善すべき点が見つかったら、すぐさま対応する体制がとられていた。岡島さんに「みなさんからどんどんアイデアが出てくるための工夫は?」とお聞きすると、「やはりこちらがすぐさま反応を示すことですよ。できないことはできないとはっきり言うことも大切」と教えていただいた。今回は写真を撮ることも許可していただいたので、掲示物やディスプレイなどをたくさん記録してきた。我が校の「見える化」プロジェクトに生かしたい。もともと、この「見える化」プロジェクトは松下教育研究財団から助成を受けてやれていること。成果の「見える化」をしなくては!
夜は懇親会。会社経営の様々な話を聞くことができた!学校経営とまったく同じ。「一人一人が持っているエネルギーをいかに発揮してもらうかが大切」など、組織を動かしていくための重要ポイントをたくさん聞けた。充実の1日。
2005年08月25日(木) 出校日 2004年08月25日(水) 休暇日だが休暇とならず 2003年08月25日(月) 福井武生市にて
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