三楽の仕事日記
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2010年06月26日(土) |
練りに練られたフラッシュ型教材活用セミナー |
学校訪問をすると、電子黒板や大型ディスプレイの活用を目にするようになった。5,6月に見てきた活用例は、資料や動画提示が主なものだった。「基礎・基本の定着」という点で、「フラッシュ型教材の活用を考えると、さらに機器が活用できますよ」と何度か助言し、このサイトの紹介もしてきた。が、自分が「フラッシュ型教材」についてしっかり学んでいないという心の引っかかりがあって、学ぶ機会を探していた。
なんとかスケジュール調整ができて、三重・四日市で開催された「フラッシュ型教材活用セミナー 楽しくわかる!明日から使えるフラッシュ型教材」に出掛けてきた。すでに定員を超えているセミナーへの急な参加申込みにも快く対応していただけた。有り難い。
主催者挨拶に続いて、セミナーの趣旨説明は堀田龍也先生。わずか10分間だが、その内容は実に濃密。フラッシュ型教材のミニ体験を通して、基礎基本の定着に効くことへの理解、自分も作ってみたいという意欲化、参加者による交流をごく自然に生み出して、会場全体のテンションを一気に高揚させる。今日も堀田先生の職人技を見せていただけた。完全に脱帽。以下にちょっと再現。
「皆さんの学力がはっきり分かりますよ」とちょっとプレッシャーをかけて、まずはフラッシュ型教材を体験。 「なんとかできましたねえ」とほっとさせておいて、「もう1回やってみましょう」と2回目体験。 「1回目と2回目では、どっちが楽ですか」 「2回目の方がちょっと楽でしょ。これは繰り返した効果ですね」と価値付け。
体感直後の価値付けは、理解が体の中にストンと落ちる感じ。10分間で「さすが!凄い!」と何度つぶやいたことか。 そして、フラッシュ型教材を体で理解した後の模擬授業4連発!これも確かに効いた。続いて、自分でも教材が作れそうかなという気持ちが起こったところでの「フラッシュ型教材 作成・活用体験演習」。
わずか30分だが、この時間も超濃密。高橋純先生の「一時一事の原則」に則った明確な指示で、100名を超える参加者のグループ作り、リーダー決め、教材決め、グループで1つの教材作成、続いて2人1組での教材作成、他のグループへ営業活動と他のグループフラッシュ型教材体験、感想交流が、わずか30分。看板の「楽しくわかる!明日から使えるフラッシュ型教材」に偽りなし。
関心・意欲がさらに高まったところで、10000以上のフラッシュ型教材を公開しているサイト紹介を兼ねての対談。休憩後の「じっくり模擬授業4実践」を体験したところで、後の会があって、僕は退席。ここまででも大満足のセミナー。このセミナーは通算20回目とのこと。練りに練られた極上のセミナーだった。参加して本当に良かった。いつもお世話になる三重の皆さんが大挙して参加されているのは、愛知としては羨ましい限り。こういったことが文科省調査の「教員のICT活用能力」の違いにも表れているのかな。
移動中には、明日の会議提出資料作成に集中。会場付近でも、集合時間ギリギリまで頑張って、小牧の皆さんとの懇親会に出席。楽しい話がいっぱいできた。急いで帰って、資料作成の続き。
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