三楽の仕事日記
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2005年06月26日(日) ディベート大会残念

 今日は第13回東海地区中学・高校ディベート大会。学校引率者として参加。9:45、会場の金城学院大学に着。すでに保護者の皆さんとともに、生徒諸君は到着・準備。

 10:00開会式。組み合わせ発表あり。1回戦は東海中学。10:45、1回戦開始。我が校は肯定側。論題は「日本はレジ袋税を導入すべきである。是か非か」。昨年に比べて、掛け値なしで、かなりのグレードアップの面々。安心して戦いを見守る。34分の戦いの後、審判団協議開始。いよいよ判定発表。主任ジャッジの30分ほどにわたる説明(これが実は選手にとって貴重な学びの場)後、正式に発表。みごと1回戦突破。

 次の試合までは、僕は選手控え室で仕事。コンピュータに必死に向かう。

 12:35から第2回戦。相手はシード校「一宮市立尾西第三中学校」。一宮市立?と思ったが、合併を思い出す。今回は否定側。2回戦もなかなかの出来。立論、質疑、反駁とも我が校の優勢を感じながら、安心して結果発表に臨む。ところが、結果はえっ、敗退という感じ。ちょっと思うこともあるけど、勝負だからしかたがない。

 涙を流す面々。控え室でOB、保護者の皆さんも一緒にミニ一言集会。僕としては、厳しい時間をやり繰りしながら、きっちりと時間を守って、OBの力を借りながらも、自分たちでここまで成長してきた彼らが実に誇らしい。ここまでの段階で培ってきた力は、ずっとずっと役に立つことは間違いない。彼らにとっては全国大会出場という光ヶ丘中の伝統を再び!という気持ちがあったのかもしれないが、結果をしめすことがだけが伝統を引き継ぐことではない。ここまでのアプローチは間違いなく、その伝統を引き継いでいる。大いに誇ればいい。けっして、だれも否定しない。

 ディベートの真剣勝負は、やはりおもしろい。コミュニケーション力をつける一つの手法としてはなるほどと思う。口頭だけで闘うという制限があってこそ、力がつくと言えるのだけれど、相手に思いを伝えるには、例えば、会場にある黒板を使ってもいいじゃないか、掲示物できちんと相手に伝えてもいいじゃないかと、ついつい思ってしまう。コミュニケーションって相手があってのことなのだから、ルールとはいえ、あれだけのスピードで捲し立てなければいけない状況は・・・と思ってしまう。途中で「引用開始、引用終わり」というのも、その理由はよく分かるけど、そんな会話は?。いずれにしても、自分はディベートについて勉強不足であるのは間違いない。

 家に帰る途中で遅めの昼食。ドリンクバイキングも注文して、せっせと仕事。目途がついたところで出発。

 帰宅。一寝入り。起きて、融合研から声をかけていただいた事業企画書を送付。そして、教育開発研究所依頼の原稿を再考して仕上げる。久々に〆切1日前に完成。さっそく添付ファイルで送付。原稿郵送の依頼があったためポストまで散歩。

 明日は学校訪問。新形式による研究協議が楽しみ。静岡の武藤さんの「中央での流れが全て正しいわけではない」という言葉に同感とメール。今年のGC研究会のアイデアも伝える。


2004年06月26日(土) 絶対評価
2003年06月26日(木) 久しぶりの視察