三楽の仕事日記
DiaryINDEX|past|will
2つの新規事業提案についてグループ検討。思いだけは人一倍あるつもりだが、その裏付けとなる具体的な数値資料、しかも実現の可能性があるデータ提示は難産。苦しみ続ける。いろいろな視点から検討を重ねて、これなら説得力ありという段階までこぎ着ける。まとめ直して提出。
外国人生徒関連、インターナショナルスクール関連の問い合わせ電話を受ける。この課の良いところは、受けた質問を口に出すと、だれかが必ず、すばやく関連資料を提示してくれるところだ。今日もその資料を見ながら、なんとか回答。自分が理解していなかった点が質問を受けたことではっきりして、とても良い勉強になった。
課長からもらったある宿題に取り組み始める。これも難産。夏の終わりまでになんとかゴールインしたい。
***
筑波大学附属中学校から近畿大学へ異動された水谷尚人先生が、このたび出版された『中学校数学科 授業を変える「発問」と「課題提示」の工夫71』(明治図書)を送っていただけた。「はじめに」の項の
「よい質問者を育てるためには、まず教師が見本を見せなければならない」ということです。普段の授業で適切な質問(発問)をし続け、それを徐々に根づかせていくのです。
には、まったく同感。自分も、1学期には、意図的に数多くの「数学の世界」を深めたり広げたりする質問(発問)を連発。そうしておくと、2学期には生徒も質の高い質問やつっこみができるようになり、3学期は課題を提示さえすれば、生徒だけで数学を深めることができた経験をしている。
以前に「NHK教育わくわく授業」で、水谷先生の授業を見たことがある。水谷先生の工夫された課題提示と発問によって、子どもたちが課題追究にのめり込み、学級のあちこちで自然体の数学ディスカッションが生まれていた授業を見て「授業がやりたい病」を発病させたことをよく覚えている。あのテレビを見た数学教師なら、誰もが、さらに水谷先生の課題を知りたくなったに違いない。その願いがこの本で叶う!各ページの冒頭には、発問と課題が提示してある。僕はこの二つを目に焼き付けて、目を閉じた。子どもたちの活動を想像してみる。つぶやきを予想してみる。「子どもがこう言ったら、こう返してみよう」などと、授業シミュレーションをしてみた。どの課題も面白い授業になる予感。さすが実践に基づいて書かれた本。久しぶりに「授業をやりたい病」が発病。水谷先生に感謝。
2007年08月04日(土) モラロジー教育者研究会名古屋会場へ 2006年08月04日(金) 管理職パワーアップ講座 2005年08月04日(木) 朗報届く! 2004年08月04日(水) 夏休みに入って初めての休日 2003年08月04日(月) 日数教1日目
|