三楽の仕事日記
DiaryINDEXpastwill


2008年05月15日(木) 長く続けていると

 今日は幾分穏やかな1日。それは電話が少なかったからだ。夕方まで比較的自分のペースで仕事が進む。

 夕刻から「愛知県その道の達人」の派遣決定について相談を受ける。派遣先決定が一番の山場。現場のことを第一に考えてアイデアを出す。この担当から聞いたが、辛い電話があったそうだ。「まだ派遣が決まりませんか?」という催促の電話。学校としては、随分前に希望書を提出したと思っているだろうけど、文書は市町村教委→教育事務所→県教委への流れで届く。県教委へ届いたのは5月9日(金)。よく考えてほしい。土日をはさんでいるので、企業風に言えば、まだ4営業日しか経っていない。県内小中学校から出てきた希望調整がこんな短時間でできるはずはない。他にもいっぱい仕事を抱えている担当者。現場としては、派遣の可否を一刻も早く知りたいだろうが、それはあまりにも・・だ。「はい、できる限り早めにお知らせしますので・・・」と低姿勢で応える担当者。気の毒に。

 今日のもう一つのエピソード。とある企業のトンデモナイお願いを電話で聞いた。「そのような願いを聞いていたら、県教委はパンクしてしまいます!だいたい筋が違います!」と一喝。

 さらにもう一つ。「この4月に県教委に異動したKさんをお願いします」という電話が何度もあったそうだ。初めは丁寧に「Kという者はこの課にも他の課にもいません」と答えていたそうだが、何度もかけてくれば、当たり前なのだけど、こちらの口調は厳しくなる。後で、その電話の内容を聞いてみると、僕の知っているKさんのことだった。それなら、○○市教委にこの4月に異動したばかり。どういうわけか異動先を間違えた電話。それにしても、何度も電話をかけてくる根性というか、相手を信用しないというか、よく分からない大人も増えてきた。

***

 22時、帰宅。長年、小牧落語を聴く会に足を運んでくださったある方が亡くなったと、そのご家族からの連絡。「これからは会の案内葉書はいりません」と知らせていただいた。20年にわたって落語会を開いていると、こういう連絡は何件かいただいた。連絡をいただく方は、世話人の僕たちにも温かい声をかけていただける方ばかり。きっとお家で小牧落語のことを話題にしていただいていたに違いない。だからこそ、こうして家族の方がわざわざご連絡をいただけるものだと勝手に解釈。ご冥福を祈る。


2007年05月15日(火) 国立教育政策研究所へ
2006年05月15日(月) 現職教育で学習クラブの習得
2005年05月15日(日) 市制50周年記念第九演奏会で終日
2004年05月15日(土) IT日常化プロジェクト会議へ
2003年05月15日(木) 取材で2時間とられる