三楽の仕事日記 DiaryINDEX|past|will
「校長先生になろう!」(藤原和博著)を読む。藤原さんは2008年3月に杉並区との契約が切れることを明らかにして、「さあ皆さん、これを読んで次の校長になりましょう。これを読めば誰でも1週間で校長先生になれるんです!?」というスタンスで書いた本だ。好感が持てるのは、生徒指導や清掃指導などの大変さをよく体感されていて、美辞麗句で語っていないところだ。現場で真正面からぶつかり苦労されたのだと思う。また、学校や教育委員会の組織や制度をここまで細かに書いた本はあまりないと思う。第三者が読めば、学校の内実への理解も進むことだろう。藤原さんと同職から違う立場になって読む学校経営論からは、今の自分の仕事を考えることが多々あった。
2006年05月19日(金) 地域コーディネータさんの会 |