三楽の仕事日記
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2006年09月27日(水) 板荷ふるさとオペレッタづくりに大感動!

 早々に環境政策課と市民環境会議の事業について相談。そのほか、各種イベント調整。

 西村さんから昨日見学した額田中の様子を聞く。僕が感激したように、西村さんも額田中のよさをたっぷり体感してきたようだ。視察を勧めてよかった。さっそく額田中の日記にも訪問がアップされていた。

 保健体育科の授業を観察。授業のルールがしっかりと定着されていて、見ていても気持ちがよい。無駄がなく動きもスムーズ。HDDカメラで子どもの動きを撮影。その場で映像を見ながら指導をしてもらうことを試みる。頭で分かっていても実際に表現できていないことは多々あるので、やはり効果がある。子どもにとっての「見える化」の一つ。

 「見える化アシスト」がいよいよおもしろくなってきた。試しに4月からの出席率をシステムに入れてみた。なるほど「数値」と「ビジュアル表示」を比べてみると、明らかに視覚へのインパクトは違う。和田さんも10月からの本格運用(生徒が使用)に向けて動いてくれている。楽しみがふくらんできた。学級運用形態のアイデアもふくらんできたぞ!

 夕刻から「地域ふれあい学びフェスティバル」実行委員会開催。今日は特別ゲストに栃木県鹿沼市から学社融合研究所の越田幸洋さんを招いた。越田さんから「板荷ふるさとオペレッタ」の舞台映像も見せてもらいながら、発生した経緯や舞台裏の苦労、地域の変化について話を伺った。

 まずビデオを見てびっくりした。出演者は小学生、中学生、高校生、大学生、そして大人とすべての層にわたっている。このオペレッタを支える応援団も含めると、100名を超える大所帯で、毎年1回限りのオペレッタ公演が続けられている。しかも脚本や挿入歌はすべて子どもたちのオリジナルとのこと。不登校の小学1年生の子どもを地域みんなで支えていこうという筋書き。もともとこの地域では、みんなが声を掛け合い、助け合っていた。それを今一度思い出そうというメッセージが込められたオペレッタだった。

 ちょうど私たちが「地域ふれあい学ぶフェスティバル」を子どもと大人で作りながら地域コミュニティを増していこうとしているように、板荷のみなさんも同じ気持ちで「オペレッタ」を作り続けてきたのだと思った。初めのころに参加した小学生の多くが、大学生になった今でも参加続けているので、幅広い層によるオペレッタになっているとのこと。私たちのグランドで考えれば、昨年から参加した「地域ふれあいフェス実行委員」の子どもが卒業後も参加し続け、毎年、多くの地域の人を巻き込んで、このイベントを作り続けているという状態だ。夢が湧く話が越田先生から聞くことができた。目の当たりにすることができた!

 そしてこのオペレッタは来年の10回目で終了するとのこと。その後は、このオペレッタに関わっている子ども(小学生から大学生)で考えればよいという板荷の皆さん。きっと新たな取り組みが生まれるに違いない。10年間の取り組みで地域力のすごさを実感しているこどもが考えるアイデアが待ち遠しい。

 後半の実行委員会では、ふれあいフェスのポスター用カット審査。予想以上に多くの子どもが参加してくれた。そして計画書作り。10月13日には今年度の「地域ふれあい学びフェスティバル」の計画書が完成する!

 夜遅くから越田さんを囲んで懇親会。あっという間に過ぎた楽しい時間。今日も充実の1日。


2005年09月27日(火) 子どもの居場所づくり事業受託
2004年09月27日(月) 社会科指導案検討
2003年09月27日(土) 融合フォーラム屋台で戦う