三楽の仕事日記
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2005年12月14日(水) 再び挑戦!

 いつものように昇降口清掃。3時間目の機器のチェック。いつものように文書決裁。いくつかの相談。

 飯島さん、大西さん、大学生の皆さんらが到着。事前にちょっぴり話し合い。

 3時限目。3の5で再びあの授業。今回は前半をとても軽くして、GCの登場場面をかなり早い段階にしてみた。そして、この学級は一人一人はよく考えるが、静かな学級であるということから、自由に立って相談をしてもよいことにした。グループになって「なぜ点の軌跡は直線になるのか」を活発に話し合っていたが、今一歩のところですっきりした考え方が出てこない。今回も前回のほぼ同じ場面でタイムアップ。前半を軽くしても同じだったということ。

 校長室で飯島さんと大西さんとで話し合う。今回は軽くしただけ、子どもたちは問題を自分に引き寄せていない、前回のようにやはり耕す段階が必要だということ、それともう少し題意にあった図を書いて考えようとする力(例 予想図の中では確かに線分は同じだと示していても、あまりにも違う現実)など、積み上げなければいけない力があるといった指摘を受けた。大学生の方もたくさん見に来ていただき、前回の授業との比較もしてもらえたことはなりより。今回も瞬間、瞬間に子どもの表情や動きをとらえて対応したが、「飛びこみ授業の限界」も感じた。あらためて考えてみると、1時間中、笑いが起きなかったのは何年かぶり。いつもの玉置さんらしくないという指摘はよく分かった。

 12月23日のGC研究会のプログラムの再検討をする。参加者を見ると、語り出したら止まらない面々も多く、あの課題が多かった授業を見て、ご自身で実践されたり、俺ならこうするぜ!という逆提案をもってこられたりと、かなりエキサイティングすることが予想される。僕は僕で、どれほどあの授業をとらえてもらったのか、それをしっかりと受け止めたい。でも生半可なことで納得もしたくはないし、そういう考え方もありますねと妥協もしたくもない。真剣勝負を挑んだわけだから、それなりの覚悟はできている。
 
 それで当日のプログラムは当初の予定をちょっぴり変更して次のようになった。
***
● 12:30 受付開始
 *資料 
 授業DVD、テープ起こし記録、石川・玉置のあの時は!、11月22日の検討会の課題一覧 その他

● 13:00〜13:30 
 提案「これからの授業研究のあり方「比較」を大切に」
 北海道教育大学教授 相馬一彦

● 13:30〜13:40
二つの授業の紹介(石川、玉置)

● 13:40〜14:40
* グループに分かれます
<第1グループ> 11月22日の授業(ビデオ)を見ていない方、若い人むけ
 あの2つの授業解説 *大西貞憲、石川学、玉置崇
<第2〜5グループ> 11月22日の授業(ビデオ)を見た方むけ
 それぞれ話し合う中心課題を事前提示して、それを中心に話し合う
 4人のリーダーは今後、事務局からお願いします。

● 14:55〜16:15 パネルディスカッション 
パネリスト 相馬一彦、飯島康之、石川学、玉置崇、上記の4人のリーダーの方 コーディネータ 大西貞憲

● 16:15〜16:45 まとめ 相馬一彦

● 17:00〜18:00 オプションセミナー
1)川上公一の作図ツール授業から学ぶ
2)兼子正巳の小学校GC実践から学ぶ
3)私は、11月22日のあの授業を見てこんな実践をしてきた報告会
4)検討中、リクエスト募集中

● 19:00〜
 別会場にて懇親会

 さっそくそれをGCMLに流す。飯島さんがブログにも今回の研究会がいかにおもしろいものになるかを書いていただいた。これは必読!心動いた方はぜひこちらから申込を。会場案内等はこちら。*プログラムは上記のものに変更。

 来年1月19日の現職教育は融合研の越田先生を招いての「学社融合による授業の充実」。参加依頼をおやじの会さんらにメールで。学校HPにようやく「地域ふれあいフェスティバル実行委員会」の最終回議事録アップ。

 帰宅。12月25日の「教師のためのデジタル仕事術セミナー」の資料作成開始。明日完成。このセミナー申込もすでにけっこうな数とか。「できる教師のデジタル仕事術」も評判がよいとのこと。著者の一人の佐藤さんのブログにうれしい反応が掲載。23日の研究会参加申込もMLで続く。


2004年12月14日(火) 卒業文集に寄せて
2003年12月14日(日) 駅伝&小牧落語を聴く会