三楽の仕事日記
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2005年12月10日(土) |
心技塾ネットワークでゲストトーク |
朝、家の片付け。雑誌等の整理。それを車に積んで学校へ。今日は3年生のRT(総合学習)の一環&PTA活動として行う資源回収日。回収を終えて戻ってきた職員。午後からは積み込み作業。(最終的には午後6時過ぎまでかかったとのこと。頭が下がるばかり)。文書チェック。心技塾の資料づくり。帰宅。
14:30自宅発。心技塾に出席のため名古屋へ。12月例会でゲストトーク。与えられた演題は「私の人生と落語と人づくりと 〜落語から何を学んだか〜」。参加者の経歴を聞くと、ほとんどが会社経営者。その場で僕なんぞが人づくりの話をしてもいいものかと怖じ気づいても、もうしかたがない。自己紹介代わりに小咄から。小学校3年生の時に雑誌で読んで覚えていた小咄をやったところが、担任にとても誉められたことが人様の前で話すようになったきっかけ。運動も音楽もできない僕に、舞台を与えてくれた教師。あれがなかったら、今の自分はいたかどうか?高校時代に米朝師匠のレコードを聴いて落語にのめり込んだこと、大学時代には「企画の玉置」と言われ、様々な営業活動?をして、落研黄金期と言われた時代を作ったこと。教職について、聴衆反応を常に気にしながら話す落語力は授業力に通じていること。校長となった今は「小学校の時に舞台を用意してもらって、今の僕がある。だから、みんなに舞台を用意して活躍してもらいたい」これが僕の一番心がけていること。そして光ヶ丘中でやっている様々な教育活動を話した。聴衆は人生の大先輩ばかりで最後まで緊張はとれなかったけど、自分なりに責務を果たしたつもり。
懇親会に参加させていただき、今度は逆に様々な話をうかがった。企業内学校長として務められた方、NPOを立ち上げ街づくりに勤しんでみえる方、だれもが知っている大企業で経営に関わられた方々などの話は、本当に勉強になった。「先生の熱意はよく分かったよ。アイデアもおもしろい。先生の信じるところを精一杯やればいい。みんなで応援するよ」という励ましの言葉をたくさんいただいた。「世間が狭い先生が多いからこれからも顔を出しなよ」とも。今回の舞台を用意していただいた心技塾の青山さんにあらためて感謝。やはり人は活躍の場をもらうことが一番。かなりのアルコール量で、ヘロヘロになって帰宅。
嬉しいことに「できる教師のデジタル仕事術」(時事通信社)が届いていた。購入はこちら。堀田さん、石原さん、佐藤さんとで書いた教師向けの仕事術。今、自分がITを使ってどのように仕事をしているか、その考え方と方法を具体的に書いた。紹介した仕事術はあわせて26。「情報を発信する仕事術」「人と会う仕事術」「授業を創る仕事術」「スケジュール管理の仕事術」「プロジェクト・実践をつくる仕事術」等、教師が知りたい仕事術が満載の本。「間違いなくお役に立つ本になった」と本を手にしながら、筑波の研修所での夜、必死に書いていたことを思い出す。
2004年12月10日(金) 来客が続々と 2003年12月10日(水) 社会科授業観察
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