こんなに好きでもいいですか? すみれ 【MAIL】【HOME】
- 2002年10月03日(木) 没頭出来る物
何時もの朝なのに、彼からのメールは来なかった・・・。
私も意地になってメールを出さない。
こんな風に大人げが無い事はいけない事だと思うけれど、
彼が大人過ぎて、私は何時もそれに甘えっぱなし・・・。
それでも、彼が私の事を理解してくれているうちは、
こんな遣り取りが延々に続いて行くんだろう・・・
と出勤途中の車を運転しながら想う・・・。
仕事では・・。
今日も御昼休みが上手く取れなかった・・・。
後から後から、仕事が舞い込んで来て
何時に食事を取れば良いのかが解からない。
片手で箸を持ちながら、数字と睨めっこ・・・・。
まるで、結婚前に仕事をしていた時と同じ様だけれど、
あの時とはまるで状況が違う・・・。
今の私は・・・パートのオバサン。
それでも、責任が付き纏うから厄介。
只、仕事を始めてからこうやって
躍起になって物事に取り組める時間が出来たから、
その時間だけは彼の事が頭から離れている。
今は・・・それに甘んじられるのが救いなのかもしれない。
家に戻って来る頃にはスッカリ辺りは暗くなって、
こんな季節からなのか、一段と人恋しくなる・・・。
何とか家の中の事を終らせて夕飯を食べる前の一時、
メールチェックをしてみると思いも掛けずに彼からのメールが届いていた。
「そうか〜良かったねぇ〜」
そう思うものの・・・。
私の心が素直じゃないから、又リメールは出せずじまい・・・。
どうやって何を伝えたら良いのか、手段が解からない・・・。
素直じゃない・・・嘘の言葉なら伝えない方が良いとも思う。
御父さんの事は良かったと思う気持ちは本心なんだろうけれど、
それは御父さんに対して思う事であって、彼に対してじゃない・・・。
暫く考えていたけれど・・・やっぱり、今日は彼にメールを出さない事にした。
彼に対しての蟠りを考えていたら、土曜に素敵な人からの御誘いを受けた。
男の人では無いので、彼もヤキモチは焼かない筈。
今は、その事が楽しみ・・・。
少しの時間を共有して、色々な言葉を交わすだけなのだが、
それは私にとって、待ち望んでいた事の様に感じるので今からドキドキしている。
こうやって、彼から掛け離れた事を考えて、没頭出来るものを見つけたら、
私も少し気持ちが楽になれるのかもしれない・・・・。