掛川奮闘記

2008年12月14日(日) 081214_誠実に淡々と

 すっかり快調になったパソコンで昨日今日と年賀状作りです。

 年賀状作りの一番のポイントはなんと言っても住所録のメンテナンスです。これを怠ると、手戻りが多く発生して効率が悪くなるのです。

 私の場合は年賀状をもらった段階で送った住所と照合をして年明け時点での住所整理を行います。そのうえで、年末に送られてくる各種の住所録を参考にして、年内に転居した人の住所をチェックすれば数はそれほど多くはありません。

 同年代の友人たちも、そろそろ終の棲家を決めている人が多くなったので、勤め先の転勤は多くても帰省先は変わらない方ばかりです。

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 住所録のメンテナンスが約2時間で終わった段階で、今度は文面の作成です。私は文面よりは一言に重きを置いているので、できるだけ簡便に済ましています。文面作りは約1時間で終わりました。

 もうここまで来るとあとは印刷ロボットであるプリンターの登場です。

 今年の年賀状は約400枚ですが、文面の印刷指令を出すと淡々と、そう淡々と印刷を繰り返してくれます。

 

 昨年までのプリンターは、いまいち調子が悪くて結構ダメが出たのですが、昨年新しく購入したものは、本当に忠実に誠実に命令をこなしてくれました。

 文面印刷に1時間、そして宛先の印刷も1時間でできてしまいました。

 子どもの時の木版画に始まって、プリントゴッコ、そしてパソコンのプリンターと進化してきた年賀状印刷ですが、この効率性は、ついに技術もきわまった感があります。プリンターの性能に一人感動をしていました。

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 そこからは一人一人の顔を思い浮かべながら一言メッセージの書き込みです。これがなんと言っても一番時間がかかります。忍耐と継続しかないのです。

 昨日の夜から始めた一筆添えも、今日の夜にようやく終わりました。なんと実質1日半で400枚の年賀状作成作業を終えることが出来たのです。

 今年の歩留まり上の失敗は、住所チェック漏れが1枚あっただけという好成績。うーん、感動です。

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 スローライフを実践されている方のなかには毛筆で書いたり、丁寧な版画で作成をする方もいますが、私はどちらかというと、高率を追求出来るものは追求した上で、時間を余らせてスローライフを楽しむのが好きで、それもまたスローライフなのだと思っています。

 最新に機会のお陰でスローライフが楽しめる。生涯学習の眼目の一つは
新しい時代について行くため、ということです。私にも結構生涯学習が身に付いてきました。


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こままさ