掛川奮闘記

2008年12月15日(月) 081215_低炭素暖房器具〜ハクキンカイロ

 単身先の職員宿舎にはご丁寧にも、ガス床暖房と壁掛けの電気エアコンがついています。

 そろそろ寒い季節となりましたが、北海道ほどではないにせよやはり部屋は寒いもの。しかし、たった一人の生活のために部屋中の温度を上げるというのはなんとももったいない話です。私だけが我慢すれば誰も文句を言わないのですから。

 最近は足温器という超強力な助っ人が登場しましたが、まだそれでも上半身が温まりません。

 寒ければまずは暖かい格好をすればよいというわけで、基本的にはマフラーとフリースを二枚重ね、そしてウィンドブレーカーの上下というのが部屋の中での姿です。これでかなり寒さは防げます。

 そして下半身用の足温器に対して、上半身用の暖房用具と言えばやはりこれ、ハクキンカイロです。もう何年もお世話なっている日本が生んだ名器です。



 そもそもカイロとは懐炉と書くれっきとした日本語だし、ハクキンというのは白金で、プラチナによる触媒作用でベンジンを二酸化炭素と水に分解して熱を発するという画期的な発明なのです。

 私の場合、これを二つ使って、一つは背中に入れ、もう一つはポケットに入れて冷たい手を温めるともうポカポカしてきます。

 一回の燃料代はベンジン20ccほどで20円〜30円くらい。これを考えると灯油やガスを使うなんてアホらしくなってしまいます。

 低炭素社会の実践って、ようはこんな感じなのではないでしょうか。

■ハクキンカイロのホームページより
 


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