| 2008年10月04日(土) |
081005_ブログ禁止令!? |
先日のベネズエラ大使館での立食パーティでのこと。
富士会議の仲間である、某経済マスコミにお勤めのAさんとお会いしました。
「やあ、こままささん、相変わらず一生懸命ブログを書かれていますねえ。今日のこの場面も書かれるんでしょうね」 「こんな機会は滅多にありませんからね。雰囲気だけでも味わってもらいつつ、今日の大使の希望通りベネズエラを紹介できるというわけで一石二鳥でしょう」
「ところでこままささんの職場はブログは書いても良いんですか?」 「書いても良いか…って、あくまでも個人の資格で書いていますし、職場の宣伝はしても機密を漏らすようなことは書きませんからね」
「ふうん、うちなんかもうダメですよ」 「ええ?匿名でもダメなんですか、なぜです?」
「いや、やはり機密が漏れたりするのがまずいからでしょうね。大手の会社でも社員のブログを禁止するところが出てきたみたいですよ」 「へーっ!時代に逆行して言論統制の世の中が近づいているような気がしますね。もちろん悪意をもったネット活動をする者も出てくるのでしょうが、組織として禁止するというのは対応の仕方が違うのではありませんか。ネットで発信することで良質のコミュニケーションを取るというメリットも捨てるということですか」
「う…ん、そうなんですけどね」
普段は論客のAさんにしてはなんとも歯切れの悪い答えしか返ってきませんでした。
※ ※ ※ ※
もしも公務員であれば業務に関する機密を漏らすことは罪になります。しかしだからといってブログで情報を発信するような良識的な言論活動は国民としての自由の範疇だと思います。
善し悪しは出された記事で判断すべきであって、なにもかも禁止するというのは決して良策とは思えません。ブロガーたちは匿名で地下に潜行するかもしれませんね。
大手のマスコミですらそうなのだとすると、いろいろなところで規制が厳しくなってくるのでしょうか。
ブログの自由を取るか職場を取るかを迫られる社会なんてぞっとしませんが。 {/kaeru_yodare2/}

【さて問題です。この写真は一体どうやって撮ったのでしょう? ウフフ 】
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