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■ 別居に条件
翌朝、いつものように、ほとんど会話することもなく、夫は出勤した。
私もいつものように慌しく朝の支度をした。
子供を保育園に送り届け、職場に向かいながら、 「結局、昨日の話合いは・・・? あれで、別居OK!て事なのかな〜?」と釈然としないままだった。
と、そこへ、私の携帯に夫からメールが届いた。 読んでみると、「別居の条件」と言うタイトルで、その条件とやらが箇条書きでかいてあった。 いつものパターンだ。<箇条書き 条件は全部で3つだったが、一番めの条件には驚いてしまった。 「月に一度、面会に行く事を強要しないで欲しい」と言うものである。 私はてっきり、逆に、月1度の面会を要求されるものと思っていたので、とても驚いた。続きを読むと、仕事が忙しいので、遠くまでなかなか会いに行けないと思うが、会いに行かない事を愛情の尺度にしてもらっては困ると言う内容だった。 予想外の条件に一瞬驚いたが、まぁ、夫らしいとも思えた。
2番目は期間は夏休みまで。 これは、前夜にも話に出た事だし、その頃にもう一度話し合うと言うのが妥当だと私も思った。
3番目は、家の片付けをきちんとして行く事。 これは、ごもっともな事で、精一杯やって行こうと自分でも思っている。
と、こんな具合で、まずは、別居の承諾を得られた。
2003年03月15日(土)
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