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■ かなりあ*@謡
うーたを わすれた かなりあはー うーらの おやまに すてましょかー
すてましょか…?
歌を唄う 誰も居なくて来ない、みんな寝ちゃった夜の屋上。
新しい先生が来た... まだ、これから先生になるかもしれない人が来た。
ウタのことをまだ好きだとも嫌いだとも思ってない人 だけど、その目は生意気な子供だと言っているのが すごくよくわかった。
だから、ウタはあの人が少しきらい だから、ほんの少しだけ気になったの
きらいは気になる すきはすごく気になる ふつうは、なにも知りたくなくて...
コドモだって、ちゃんと気持ちを持ってるの。 大人は知らないけど
電話をかけるつもりなんてなかったけど、さみしくて 詰め所の前まで、歩いていったウタは看護婦さん達のする お喋りが聞こえてきて、立ち止まったの。
何もない世界なんてやなのに なんでそんなこというの あのひと達こそなんにも知らないのね カ、ワ、イ、ソ、ウ、ね
顔を上げると、歩きたいほうにあのひとが居てびっくりした 涙がこぼれそうになったけど、あくびしてしらんふりして 歩いた。
はやく、はやく
だれにも見つからないように あのかなりあのように何をされても涙なんて一粒も...
2006年03月24日(金)
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